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2022.08.29

「いつになったらマスクはずせるの?」子どもの問いに戸惑う親たち



「いつになったらマスクをはずせるの?」ある日、子どもに聞かれて戸惑った末、お母さんは「そのうちに良いお薬ができて、風邪みたくなるから、それまで我慢しようね」と答えたそうです。「だけど答えてから、本当にそんな日はくるのかしらと思っちゃった。もしかしたら、これからずっと外出はマスクをする、給食は静かに食べるが当たり前になるかもと思うと、安易に『そのうちに』と答えてしまってよかったのかなぁと悩んでるの」

新型ウイルス感染症はおさまったかのように見えて、感染者数は増減し、ピークや第○波とニュースからは流れてきます。一方で、もはや普通の風邪と同じようにしたらいいのにという声もあり、素人である私たちにとってはわからないことだらけです。マスクについても、各家庭でいろいろな考え方があるようです。

「マスクと子ども」混乱する思い

子どもの性格によってマスクに対する考えも違いますね。上の子はマスクをデコ(デコレーション)して楽しんでいるかと思えば、暑苦しいからと外では外してポケットにいれちゃってる。下の子は「死んじゃう病気にならないためにするもの」だからと神経質なくらいにマスクをします。同じ家庭環境でも受け止め方が違うわけだから、こうした温度差がマスク警察みたいのが出てくる理由なのかなぁとも思ったりします(Aさん/子ども・小5と小2)

 

最近は子ども同士、おうちに呼ばれたり集まったりもします。ただ、お友達はひとりだけでマスクしたまま、飲食はさせないという家もあれば、「家についたらマスクはずしていいよって。おやつもいっぱい出て、みんなで食べた」という家も。わが家は、一応マスクはしたままで、個別包装のお菓子と小型のペットボトル飲料を用意し、おやつタイムはなるべく話さないように、くらいに言ってあります(実際には、小声で何か話していることがほとんどですが)。すぐに状況が変わることがない中で、家庭ごとに環境も考え方も違うから「そのウチの決まりに同意できないなら、行かせない」というやり方しかできないですね。そもそも、公園でしか遊ばせないとか、公園も行かせないという家もありますし、誰が正しいというわけではないので、子どもには「うちと違うこともある」としか言いようがありません。(Yさん/子ども・5歳と小3)

 

特に疾患もなく身近に高齢者もいませんが、後遺症の話などを聞くと、やはり怖く感じます。基本的に外でしか子ども同士で遊ばせていませんが、マスクがずれている子がいると気になって仕方ありません。お願いだからうちの子に近づかないでと思ってしまい、神経質になりすぎている自分に嫌気がさします。一方で夫はまったく気にせず、近くのコンビニに行くのにはマスクをし忘れる(わざと?)こともしばしば。「でもマンションのエレベーターには乗らないで、外階段使ってるし、コンビニは買うもの決まってて、ほんの数分だよ」とあっけらかんとしていますが、こういう大人を嫌に思う人もいるはずです。コンビニでマスクをアゴまでずらしている人を見ると、私自身、遠ざかるからです。マスクをしていても、咳き込んでいる人がいると、なにげなく遠ざかるようにしていますし。私が神経質すぎるのか、夫が適当すぎるのか。
では間をとればちょうどいいのかといえば、そんなこともないだろうし。親の意見さえ食い違っているのだから、子どもにマスクの使い方なんて教えようがない。ちゃんと話をしようとしても「マスクぐらいでガタガタうるさいな」と言われてしまう。価値観とか考え方だから、ほんと難しい。けっこうストレスたまります(Uさん/子ども・小3)

マスクをすること/しないこと自体をあまり気にしないようにしている

とりあえず家族は普通に健康体ですし、家族で近くを散歩しているときなどはみんなマスクをはずしています。ぎゅうぎゅうの密な店には行きませんが、最近は焼肉屋さんとか家族で行き、マスクははずして食事しながら話していますね。
電車の中とか、混雑している施設とか、常識的にマスクはしていないとまずいでしょうという場所以外はあまり気にしていません。もう「マスクマスク!」と言うのも疲れたから!(Hさん/子ども・小5)

 

マスクはもちろん常備していますし、外出時にはマスクをします。「ママ、あの人たちはマスクしてないよ」とか娘が言うこともありますが、「お店の中とかバスとか電車とかはマスクしなくちゃダメだけど、外ははずしてもいいし、どっちでもいいんだよ」と言いました。
本人は「かかるのが嫌だから」と外しませんが、よく見ていると鼻までずらしたり、話しているうちにずれてきたり、きちんとマスクしているかといえば微妙だし、それを細かく直させるというほどでもないかなという感じです。マスクはきちんと装着しないと意味がないのだとすれば、子どものマスクってどれくらい意味があるのかな?と個人的には疑問を感じてはいます。(Kさん/子ども・小4)

マスクはずっとするだろうと思いながら対応している

持病のある高齢者と同居しているせいもありますが、子どもには厳しく外出時はマスクをし、外さないことと言ってあります。外で飲み物を飲む時や、運動したり、自転車に乗ったりしているときはマスクをずらし、人と接するときにはすぐに戻すと教えています。
こういう状況がすぐに変わるとも思えないし、これからは他の感染症が流行するかもしれないし、要するにマスクをするのが当然という生活に慣れるしかない。かわいそうに思うけど、もし子どもの未来が「ずっとマスクと共に」だとしたら、今からそれが当然という前提で育てたほうがいいと思うから。(Mさん/子ども・小1と小5)

 

変な言い方ですが、子どものほうが「マスク慣れ」しちゃってる。私や夫は「マスクしていると息苦しいよねぇ」とか愚痴を言い合いますが、娘はちょうど小学校入学時から(休校あけ)マスクをしているので、学校=マスク、友だちと会う=マスクが当たり前みたいです。当たり前になっていること自体が、親にとっては何か異様に思えるのですが……(Sさん/子ども・小4)

 

妹がちょうど流行りだした頃に出産をしました。地方在住なので、LINEや電話でしかやり取りしていないのですが「この子は生まれてからずっと、家族以外はさ、ほとんどみんなマスクしている人ばかりしか見たことないんだよ。マスクが顔の一部と思ってるかも」と言うのを聞いてハッとしました。うちの子ども達は「早くマスクなくなって、グループで給食食べたい」と言いますが、あの時に生まれた赤ちゃんたちはマスクが当たり前で成長していくのかと思うと、大丈夫なのかなと少し不安に思います。(Oさん/子ども・小5と中1)

 

子どもが3人いますが、長女が高校受験の年には受験日にかかったらどうしようと気が気ではなかった。厳戒態勢で下の子たちも我慢させました。真ん中も今年から中学ですが、「お姉ちゃんは大変そうだった。私はなんとしても推薦をとる」と自ら勉強するようになったのですが、今度はそうなると「定期テスト前にかかったら大変だから、みんな気をつけてよ!」とヒステリックになる。外食も嫌、混んでるスーパーとか行かないで、ネットで注文しなよ、まで指図してくるのでウンザリ。小学生の末っ子はすぐマスクは外してしまうし、それを叱る次女と姉弟喧嘩になるのですが、どちらも間違っているわけでもないので仲裁に入っても、こっちも面倒くさくなってきます。たかがマスクで、本当に困ったもんです(Mさん/子ども・高2と中1、小5)

マスクのある生活とどう折り合いをつけていくか


ドラッグストアやスーパーへ行くと、自然とマスクがまだあったかどうかがよぎり、消耗品のひとつとして当たり前のように購入しています。
一時期はマスクが売り切れ、狂気の沙汰で買い求めていたこともあるのに、それから布マスクやピタっとフィットするマスクが次々と出てきて、カラフルになり、デザイン性もあり。ところが何度目かのピークがくると、学校から「布ではなく、不織布マスクで」とお達しがありました。

未知の病ですから、予防法が変化するのも致し方ありません。最前線で戦っている医療関係者をはじめ、私たち大人は時代の変化に押し流されそうになりつつも、働き続けなくてはならず、あるいは逆にこのせいで職を失った人には別の苦労があり、なんとはなしに「どんよりと薄い膜を覆ったような未来」に対する不安、焦り、そして、うんざり感が消えません。

マスクと暮らす日々に慣れつつある今、だからこそ、各家庭や家族間でも「マスクをする・しない」から「付け方」まで、いろいろな考え方が生まれています。「不寛容の時代」と言われる今だからこそ、攻撃的にならずに「違う考えの人」と上手に距離をとって過ごしていきたいですね。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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