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2015.07.03

段取りが命!長距離帰省の極意


子連れ帰省は段取りが命!

いつ子どもが飽きてぐずるか、ドキドキ

いつ子どもが飽きてぐずるか、ドキドキ

もうすぐ夏休み、留守はパパにお願いして、お子さん連れで実家に帰省というママも多いのでは? いつも家事育児と仕事をこなしているママにとって、実家はママ業から解放されるつかの間の天国そのものですよね。

しかし、帰省先が遠い場合、心配になるのが実家に辿りつくまでの道中。筆者も昨年は3歳9ヶ月の男児と0歳6か月の女児を連れてタクシー、電車、新幹線、在来線を乗継ぎ、東京の自宅を出てから7時間以上かけて鳥取の実家にたどり着きました。これを長男が生まれてから年に1、2度は繰り返し随分慣れたとはいえ、今年は1歳半になる元気娘が未知数のためちょっと心配……。新米ママが不安になる気持ちを思い出しました。
そこで今回は、帰省時の不安を少しでも取り除き、旅の行程を楽しむために準備しておきたいグッズや知っていると便利な各種サービスなどをご紹介します!

持ち物は定番+レアアイテムを小出しに!

男の子には新しい電車のおもちゃでも良さそうですね

男の子には電車のおもちゃでも良さそう

移動手段でもっとも気になるのが「子どもが泣かないか」「退屈して騒がないか」という点。筆者が毎年常備し役立っているアイテムは以下のとおりです。

・絵本
いつも読んでいるお気にいり1、2冊+目新しいもの1冊があるとベスト。駅の本屋さんで一緒に選ぶのもよいでしょう

シールブックは繰り返し遊べるといいますが、秒速で貼って終了という場合もあるので、子ども向けの付録つき月刊誌などのほうが長く遊べてオススメです。3歳以上であれば、迷路やなぞなぞ、間違い探しなどがたくさん載った本などもかなり集中してくれます。

・音の出ないおもちゃ
乳幼児はとくに飽きやすく、手を変え品を変え……となるので、軽くて小さいものを多めに持っていきます。

また、3歳以上は小さなパズル、折り紙、簡易版のオセロなどのボードゲーム、あとは紙とペンで自由にお絵かきもいいですね。ママが一緒になって絵しりとりをするのも白熱します。

・おやつ
静かにさせるためにはマストアイテムですが、序盤から与えすぎるとお腹いっぱいになってしまい、いざという時にも効果がなくなります。アメ、ラムネ、グミなど小分けのものを少しずつあげて、乗り換えがある場合は「乗り換え駅についたらアイスを食べよう!」などお楽しみとして設定するのもアリです。
車内や機内なので、あまりボロボロとこぼれたり手が汚れるようなものは避け、意外なところで海苔やおしゃぶり昆布などもオススメです。

・ポータブルDVDプレイヤー
筆者も今年は購入予定。お気に入りのDVDとイヤホンも忘れずに用意してくださいね。

それでも愚図ったり泣いたりしたときには「カバンになにか入ってる!」と、仕込んでおいた新しいおもちゃを登場させます。筆者は毎度100円ショップのものを幾つか買って小出しにすることで、長旅を乗り切ることができました。

予約時の席選びにもコツがある!

帰省中は席が取れないことも! 予約は早めに。

帰省中は席が取れないことも! 予約は早めに。

新幹線の多目的室は乗務員さんに声をかければ鍵を開けてもらえ、授乳ができるスペースが確保されています。新幹線予約の際、空いてあればこの多目的室の近くの席をとることもできるのでぜひ窓口で確認してみてください!

また、飛行機の場合、自身でオンライン予約するのであれば、すでに幼児の予約マークのついた席の前後がオススメ。わが子だけじゃないという安心感とともに、「子どもはちょっと……」という人は幼児マーク付近の席をあえて予約しないので、お互い嫌な思いをするのを未然に防ぐことができます。
そして子連れや妊婦などが優先的に搭乗できる優先搭乗サービスも、通路に人が溢れる前に子どもと着席することができるので便利です。
ビジネスマンなどが出張で利用するのは新幹線、飛行機ともに早朝がほとんどなので、逸る気持ちを抑えて、朝10時前後の便にするというのもポイントですね。

1/fのゆらぎ効果でお昼寝作戦!

あえてお昼寝の時間に移動するのも手ですね

あえてお昼寝の時間に移動するのも手ですね

小さいうちは長距離移動するだけでもとても疲れるもの。それを利用してあえて朝は早起きさせ、昼過ぎにお昼寝させるという方法もあります。

とくに電車の揺れは「1/fのゆらぎ」という、人間の脳をリラックスさせて睡眠モードへといざなう振動をしているといわれており、筆者もこれまでの新幹線帰省で、必ず1、2時間は子どもたちが自然と眠ってくれました。

入眠の際に必要なおしゃぶりやタオルなどがある場合は、それらも忘れずに持っていきたいですね!

子どもの気持ちを高める魔法の言葉

長時間お利口にできたらたくさん褒めてあげてください

長時間お利口にできたらたくさん褒めてあげてください

0~2歳くらいまでは、旅が終わるまで本当にハラハラするものですが、それもあと1、2年のこと。3、4歳ともなると言葉をちゃんと理解してくれるので、「今日はママのパートナーは君だから、ママや妹を守ってね」などの言葉をかけると、きちんと任務を遂行しようと頑張ってくれます。

旅が無事終わったら「君のおかげでママも楽しく頑張れたよ」といっぱい褒めてあげてくださいね。
今年の帰省がママにとっても最高の夏休みになりますように!

【記事まとめ】Happy Activities

松尾里美

松尾里美

雑食ライターです。7歳&3歳&1歳の子持ち。


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