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2015.06.11

子育てもルーティン化していた! 忙しいなかでも子どもとゆっくり過ごせる意外な場所とは?


効率重視の日常 息子の言葉で気づかされたこと

バタバタするなかで、こどもには知らず知らず、我慢させているのかも。

バタバタするなかで、子どもには知らず知らず、我慢させているのかも。

 

働くママにとって、平日の帰宅後からお子さんの就寝までの時間は想像を絶する忙しさですよね。まるで毎日が時計と睨めっこしながら運動会をしているようなもの。

パパの帰宅が遅いご家庭も多い中、限られた時間内にママひとりですべてこなすには、どうしても効率重視になりがちではないでしょうか。

我が家も今年の春から1歳の娘が保育園に通うようになり、息子一人が登園していた時とは比べものにならない慌ただしさに、毎日いかにうまく回すか朝も夜も段取りし、無事就寝してくれるとホッと一息、という日々です。
しかし、日々の家事を効率化することはもちろん必要なことですが、子どもとの時間までその一部になっていることに気が付いたのです。

仕事柄、子どもたちの横でパソコンに向かっていることもあり、「ママまたお仕事?」「忙しそうだからテレビ見てるね」などの言葉を息子からかけられたときは胸が痛みました。

そして、慌ただしい1日の中で、子どもとゆっくり過ごせる時間はいつだろう?と考えた結果、家事も仕事もすることができない場所=お風呂と寝室だったのです。

バスタイムは子ども主導で遊ぶ!

特別なものがなくとも、ママとのスキンシップで楽しいバスタイムに。

特別なものがなくとも、ママとのスキンシップで楽しいバスタイムに。

お風呂は1日の汚れを落とすだけでなく、お子さんとの大事なスキンシップの時間。

「今日はどんなことをしたの?」「週末は何して遊ぼうか?」などなにげない会話をしながら、ゆっくりと入浴できるのが理想ですよね。

でも、現実は「肩までちゃんとつかりなさい!」と言いながら、自分の髪や身体を超特急で洗う……なんてご家庭も多いはず。

我が家ではお風呂は身体と頭さえ洗えば、あとは各自浴槽内で自由遊びOKにしています。肩までつかるのはお湯からあがる直前でOK。

もうすぐ1歳5ヶ月の娘も浴槽に一人で入れるようになり(もちろん見ていますが)、4歳の息子のマネをしながら同じように遊んでいます。

私の役割はというと、子どもたちの水遊びならぬお湯遊びの相手をすること。

最近のブームはプリンやゼリーの入っていたカップを大量に浴室に持ち込み、ジュース屋さんごっこです。次々渡される謎のジュースの説明を聞きき、「いただきまーす」と飲んだふり。

その前はしりとり、水鉄砲、おもちゃをお寿司に見立てたお寿司屋さんごっこ……と我が家ではひとつの遊びが1か月ほど続くのですが、基本的には息子発で新しい遊びがスタートするので、私はとにかく一緒になって楽しむようにしています。

これならママは、ゆっくり身体を洗ったりお湯につかったりする時間が確保しつつ、子どもたちとも思う存分遊べますね。以前はあまりお風呂が好きでなかった息子も、今では一番に服を脱いで浴室にダッシュするようになりました。

寝室でできて子どもが喜ぶ遊びは?

興奮して眠れない?なんて心配はありません。

興奮して眠れない?なんて心配はありません。

お子さんの入眠スタイルはご家庭によってさまざま。寝室に入ったら即電気を消して「おやすみ!」というお宅もあれば、お気に入りの絵本を数冊読んであげるというお宅もあるでしょう。

我が家で人気の寝室遊び(戦いごっこを除く)は布団かくれんぼです。もともとかくれんぼ好きな息子が始めたことですが、寝室で隠れられる場所はクローゼットの中か、布団の中くらいのもの。それがいつの間にか布団のみで行われるようになりました。

このかくれんぼの特徴は、なんといっても最初から布団の中に隠れていることが暗黙の了解というところ。あとは通常のかくれんぼと同じように、鬼を決め、鬼になったほうはちゃんと目をつぶって10を数えるのです。大人が鬼をやる場合、すぐに見つけてもよいですが、「どこかなあ?」「ここかな?」と、少し演技してあげると子どもは喜びます。

布団をめくって目が合ったときの子どもたちの嬉しそうな顔に、こちらもきゅんとしていまいます。小さいお子さんと行う場合はタオルケットなど軽いものでやるとよいですね。

ほかにも風船バレーやストレッチも子どもに大人気で、我が家では、平日は30分ほど、週末は1時間ほど楽しんでから就寝しています。「毎日は無理!」という方は、金曜の夜だけ、またはパパのいる土曜の夜だけ、など限定的にしてみるのもいいですね。

大好きな子どもの笑顔はママにとっても最高のご褒美

子どもと遊ぶには体力がいりますが、無邪気な笑顔と、その後の即寝があれば!

子どもと遊ぶには体力がいりますが、無邪気な笑顔と、その後の即寝があれば!

お風呂やベッドで遊ぶことのメリットとしては、ほどよく疲れて子どもたちがすんなりと入眠してくれるということです。

子どもたちは毎日保育園などで楽しそうにしていても、集団生活の中で大なり小なりストレスを抱えているもの。ここで紹介した方法に限らず、1日の最後に、大好きなママと思い切り笑って過ごせれば、それだけで満たされた幸せな気持ちで次の朝を迎えられるでしょう。

また、この時間はお子さんにとってだけではなく、1日頑張ったママとっても最高の癒しになるはずです!

【記事まとめ】Happy Activities

松尾里美

松尾里美

雑食ライターです。7歳&3歳&1歳の子持ち。


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