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2015.07.08

子育て・家事は徹底的に分担! ワーママ佐藤さんの言薬(中編)


自分が働くことで、「子どもがかわいそう……」と勝手に思い込んでいた佐藤さん。

そんな彼女を支え、癒した言葉は旦那さんに言われた「子どもへの愛はひとそれぞれ」。その言葉で、気が楽になり自分のキャリアと向き合うこともできたといいます。

考えた末に現在の会社に転職。夫婦ともにフルタイム勤務になったことで、子育て・家事分担についても旦那さんと徹底的に話し合ったようです。

細かいことでも納得いくまで話し合い

ケラケラ笑いながらお話する姿が印象的

ケラケラ笑いながらお話する姿が印象的な佐藤さん

現在、フルタイムで働く佐藤さん。9:30〜15:00がコアタイムですが、

週3日は18:00まで働き、週2日は残業もしているといいます。

それを実現しているのは旦那さんの手助けがあってこそ。

 

その旦那さんとは、ことあるごとに話し合いをするといいます。もちろん、転職の際も復職の際も話し合いを行いました。

 

「15分でもいいので、気になることは話すことが大事だと思います。以前は私が感情的になって、主人の言うことに“キィーッ”となってたんですけど(笑)、だんだん怒らずに話を聞けるようになったので。話し合うことが合理的で、互いに納得の上で問題を解決できる最短距離なのだと、主人も悟ったようです。」

 

家事育児の半々ってどこ?

夫と何度も話し合うこと。とても大事なことですね

夫と何度も話し合うこと。忙しくてもしっかり向き合うことが大切です。

ただ、家事育児の分担に関しては「給料比率と一緒にしよう」と言われたと言います。

「びっくりしましたけどね(笑)。おそらく結婚した当初は収入が同じくらいだったんです。加えて、2人ともワーカーホリックで深夜まで働いていたので、夕飯を作ったことがほとんどありませんでした。それが、時短で戻ると私の収入が減ったので、その分家事は分担してねと。育休中、仕事に当てていた余りあるパワーを家事に当てていたこともあって。主人のお弁当まで作っちゃったりして(笑)。でも給料は明確に測れますけど、家事育児の分担はどうやって計るのかと」

 

そこで話し合いを何度も何度も持ったそうです。

 

主人の意識が息子が3歳になったくらいから変わってきていたことと、部署が変わって働き方そのものが変わっていたことも大きいですが、週に2日は主人がお迎えを担当してくれると言ってくれました。初めからその曜日の夜は予定をブロックして、会議なども入れないと。そして、話し合いの結果、家事の分担が今の形に落ち着きました」

 

食器の洗いもの、お風呂掃除、トイレ掃除は旦那さん、洗濯と掃除は佐藤さんなのだそう。

 

料理に関しては、佐藤さんの出番の方が多いそうですが、ある時

「残り物の野菜やなんかで適当な炒め物をだしたら、『そんなやっつけ料理ならいらない!』って言われたんです。一瞬『ハァ?』と怒ったけど、冷静になると『作らなくていいってことよね』と楽になりました。」ということが。

それ以降

「今日はきちんと作る余裕がないという日は、好きなものを買って食べたほうがお互い良いですから。『今日は無い!』というメールだけは必ずします。食事が子どもに合わしたものになるので、辛いものなど自分の好みのものが食べられるのも、主人としては嬉しいみたいです」

 

働いていると、時間がなくて家事をするのも一苦労。そんなときに、旦那さんとの分担ができていると精神的にも楽ですね。じっくり旦那さんと話い、子育てと仕事とのバランスをベストな状態に作りあげている佐藤さん。それは、お子さんの保育園選びにも……次回は、佐藤さんが実践した保育園選びについてご紹介します。

後編に続く。

【記事まとめ】折れそうになっても大丈夫!わたしを癒した、ことばのくすり『言薬』


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