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2020.01.30

子どもを不審者から守る!最新情報と対策を知っておこう



昨今、子どもをターゲットにした誘拐事件などがメディアをにぎわせています。子どもを持つ身としては、心配はつきません。

特に小学校に入って、子どもだけで登下校するようになると、親の目の届かないところで何か起こったら・・・と気が気でありませんよね。しかも、最近は女の子だけでなく、男の子を狙ったケースもあるようですから、男の子の親だからといって、安心はできないのです。

日頃から子どもにも言い聞かせたいところですが、どんな風に伝えるのが効果的なのでしょうか。また、親のできることにはどんなことがあるのでしょうか。子どものいじめだけじゃなく、子どもを狙った犯罪にも詳しい、株式会社マモルの代表の隈有子(くまゆうこ)さんにお話を伺いました。

成長するのはうれしいけれど


今春に小学校入学を控えたお子さんを持つ親御さんにとっては、春は子どもの成長がうれしい季節であると同時に、心配も増える季節でもありますね。
保育園までは基本的に親がついていましたが、小学校へは親無しで行くのが一般的です。また、それまでは集団で登下校していたけれど、この春からは一人でという学年の節目に当たるお子さんもいるでしょう。

時折ニュースで耳にする子どもを狙った犯罪のニュースに、震え上がらない親はいないと思います。日頃から防犯の意識を忘れずに、子どもを犯罪から守りましょう。

子どもの数は減っているのに、減らない心配


年々、子どもの出生率は減ってきているのに、子どもを狙った犯罪はなくなりません。子どもを狙った犯罪の数は増えているのでしょうか。隈有子(くまゆうこ)さんにお話をうかがいました。

昨年度の統計はまだ出ていないのですが、2018年に関していえば、前年度よりも若干増えていますね。
種類として多いのは、殴る、蹴るというケース もはじめ、 性的犯罪、つきまとい 、の前で待ち伏せ、 写真を撮られる などです。

大人だって、知らない人からつきまとわれたり、家の前で待ち伏せされたりしたら、気持ち悪いですよね。
子どもを性的な対象としていたずらしようとするという感覚自体、理解しがたいですが、受け入れなくてはならないのは、そういった人物は実在する、ということです。

不審者は不審者っぽくない?!


ではどうしたら、子どもを狙う人物から子どもを守れるのでしょうか。学校や警察が教える「不審者」のイメージは、必ずしも実際の不審者と一致しない、とくまさんは言います。

学校などでは、「不審者」は、イラストなどで、マスクやサングラスに帽子をかぶった「いわゆる怪しい人」のイメージと一緒に子どもに伝えられることが多いです。ですが、実際には、まったく普通の格好をした不審者だっています。

普段から具体的な話をしておくべし


隈さんはさらに、子どもへの伝え方についても言及します。

よく親が子どもに言う「知らない人についていったらだめ」というフレーズにも、落とし穴があります。子どもにとっては、最初知らない人でも、何度か話せば知らない人ではなくなるんです。挨拶を数回したら、子どもにとってはもう知っている人になる。そうやってある程度仲良くなってから、犯行に及ぶケースもあります。また、ペットの散歩中に見せかけて子どもに近寄る人もいます。
「不審者がきたら逃げて」とか「知らない人に話しかけたら、無視するんだよ」みたいな漠然とした教え方だと、子どもはその場でとっさの判断ができません。知らない人をすべて無視しろと言うのも、どうかと思いますし。
ニュースがある度に、こんなことがあったよと伝えると、子どもがイメージしやすいですね。親子で、どんなパターンならどうするかを細かく話し合っておくと、いざというときに備えられます。パターンをいくつも考えて、それにあった避難場所を考えておくといいですよ。
こんな人が、ここからこう来た場合は、あそこのコンビニに逃げるとか、この道で出会ったら、その場合は○○ちゃんの家とか。
とにかく人がいる場所に逃げるように伝えます。そのために親も、普段から近所付き合いや近所のお店の人と顔見知りになっておくことも大事なことです。

学年が上がってきても、1人で登下校させないことで、被害はふせげるのでしょうか。

残念ながら、集団でも危ないことはあります。集団でいるときに、不審者があとをつけてきて、狙った子どもが1人になったタイミングを狙う場合もあります。

毎日の登下校に親がつき合えればいいのかもしれませんが、それは現実的ではありませんし、子どもも嫌がりそうですよね。親だけで守らなくてはいけないと考えると、頭が痛くなりそうです。

地域の情報で子どもを守れ!


そこで、地域のつながりが物を言います。

地域によっては、不審者情報が学校からメールで届いたり、自治体の防犯目的のメールマガジンがあったりするので、それを利用しない手はないと思います。こんな不審者がいました、などの情報も共有できます。

過去に隈さん自身が聞いた不審者情報には、「母親と一緒に信号待ちをしていた女児が、見知らぬ男性から星座を聞かれ、無視したところ追いかけられた」、「男子生徒4人が見知らぬ男性からスマホで撮影された」といったものがあったそうです。

地域や保護者同士のつきあいをめんどうだと思うことは、なくはないかもしれませんが、お互いの子どものためを思えったら、つながっておいて損はないはずです。

子どもを守る手立ては、多すぎて困るということはありません。防犯に関する入手した情報はママ友やご近所の方ともシェアして、アップデートも忘れずにしていきましょう!

取材協力/株式会社マモル

冬木 丹花

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