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2020.03.12

【ネットショッピング】詐欺被害体験者が語る!リスクと対処法!


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働くママにとっては、ネットショッピングって便利ですよね。買い物に行く時間を確保できなくても、ネット上でクリックするだけで自宅まで配達してくれるので重宝している方も多いのではないでしょうか?
しかしネットショッピングではトラブルも発生しています。日常ネットショッピングを利用するからこそ失念してしまうそのリスク。今回は筆者が自ら遭ったネットショッピング被害と対応法についてお伝えします。

こんなネット被害に遭いました

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筆者の家庭は、買い物の8割ほどがネット経由です。近くにスーパーがあるのですが、それさえネットで注文して配達してもらうほどのネットショッピングユーザーなのです。
今回筆者が被害に遭ったのは、子どものクリスマスプレゼントの購入でした。クリスマス前ということで時間がないあまり焦っており、通常よりも注意不足だったことはあとになって反省することになります。
子どもの自転車を購入するために、できるだけ安いサイトを探していた筆者は、ある個人サイトにたどり着きます。「クレジットOK」の表記があったため、早速購入することに。しかし購入手続きを進めていくと、「銀行振り込み」しか選べず、まずは注文してからお店にメールで連絡をとることにしました。
返信は「銀行振り込みしかできなくなったので、振り込みにしてください」といった内容でした。クリスマス直前に迷っている暇もありませんでしたので、何も考えずすぐに振り込みを行い、さらに発送を急いでいた筆者は翌日状況確認のためにメールを送りました。
しかし今度は返信なし。なんとなく気になって、購入したサイトの商品ページを確認したところ……エラー表示!
そう、商品ページどころかサイトのトップページも消えていました。
ここで疑惑を深め、やりとりしたメールを見返しました。よく見ると、日本語としておかしな点が見つかります。ここで詐欺に遭ってしまったことを確信します。

被害に遭ってしまったら警察へ

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ここからは、被害に遭ってからの対応法です。
筆者はまず交番にかけこみ、事実を話しました。しかし交番では捜査できないということで、警察署に話を通してもらい、以下のような話をいただきました。
(1)再度、状況確認のためメールを送ってみる。
ここで、メールが届かない(エラーメールが返ってくる)のであれば、すぐに警察署に被害届を出します。
(2)メールが届くようであれば、商品がまだ届いていないだけで詐欺か判断できないので2~3日待ってみます。
(3)返信がなければ、やはり詐欺被害に遭った可能性が高いため警察署に被害届を出します。

被害届といっても実際には、交番で話した内容を話すことになるようです。その際に必要なものが以下の2点と言われました。

・メールでのやりとりの印字
・振り込み記録(筆者の場合ネットバンクで振り込んだので、その振り込み画面の印字)
(個人的には、履歴などを確認できるようパソコンも持っていくことをオススメします)

実際には、被害届を出したところでお金が返ってくるということはほとんどないそうです。物を取られたのであれば、犯人が捕まれば返ってくることもあるようですが、お金の場合口座から引き出されてしまえば終わりなので、あくまで「悪い人を捕まえる」という目的にしかなりません。
しかし、やはり泣き寝入りはしたくないので、騙された自分が悪いと泣き寝入りせず、被害届を出してほしいです!

被害に遭わないために注意すべきこと

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最後に、ネットショッピングで被害に遭わないために学んだことです。

・サイトやメールの内容に、おかしな日本語がある
・サイトに会社名や代表者名の表記がない、電話番号の表記がない
・他サイトにおいて売り切れ続出なのに、そのお店では扱っておりさらに通常より安値
・メールの一部が文字化けしている
・支払いが銀行振り込みのみ

こういったサイトには要注意です。
また、今回はたまたまクリスマスプレゼントとして「このサイトで買おうと思う」と夫にURLを送っていたので商品サイトを確認することができましたが、メールのやり取りの中に商品ページURLがありませんでした。
購入の前には商品ページのURLをどこかにコピーしておくほうがいいかもしれません。

インターネットが当たり前になった現代では、個人情報の扱い自体も疎かになりがちです。
同様に、「自分は詐欺に遭わない」と他人事のように思わないで、ネットショッピングにはそのリスクが潜んでいることを忘れないようにしてください。日常化するほど危険を感じなくなってしまうので、常に注意を払っておくことが重要です。

※この記事は2018年10月に公開されたものです。

沖田 かへ

沖田かへ

2級建築士、照明コンサルタント、FP、心理カウンセラー資格など所持。2人目出産後、大好きな子どもたちと少しでも長く時間を過ごせるよう、フルタイム勤務からライターに転身。夏はキャンプ、冬はスキーと、家族でアウトドアなライフスタイルを送る。


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