2024.06.21
【男の子のママ必読】「おちんちん」のケアはどうしてる?皮もむいてあげるべき?
男の子のママ、かわいいわが子のおちんちんの皮はむいてあげていますか?
ママは女性なので、女性の体についての知識はあっても、男性の体についてはそんなによく知らないのが実情です。
「おちんちんの皮をむくってどうやって?」「むかなければならないの?」と思った男の子のママは、ぜひ参考にしてみてください。
皮をむかなければどうなるの?
まず、なぜ皮をむかなければならないのでしょうか? 小児科医の先生に伺ってみました。
「男の子のおちんちんは、生まれたときには皮をかぶった“包茎”です。そのため、皮に覆われている部分に汚れが溜まることがあり“亀頭包皮炎”が起こることがあります。亀頭包皮炎になると亀頭部分や皮膚が赤くなり、悪化すると腫れ上がったりします。痛みやかゆみを伴うことがあり、おしっこにも行きづらくなることもあるでしょう。そうならないためには、普段から皮をむいてお風呂のときに洗ってあげる必要があるのです」
清潔を保つことが大切なのですね。とはいえ、皮をむくとは具体的にどのようにすればいいのでしょうか?
参考:包茎とはどんな状態?危険な包茎の種類と原因…治し方は?
どうやって? いつから?
おちんちんの包皮を優しく、先端から根本に向かって引っ張りあげるイメージです。しかし無理矢理むくと痛がることもあります。無理はせず、毎日少しずつ根気よく行いましょう。
まだ赤ちゃんであれば、毎回オムツ替えの際にむいてあげるといいでしょう。オムツがはずれているくらい大きくなっていれば、お風呂のときにむかなければならないことを教えて、自分でやらせてあげてもOKです。「汚れが溜まっちゃうから」ときれいに保つ大切さを伝えましょう。
子どもと一緒にお風呂に入るのがパパであれば、パパにやってもらうのがベスト! そこは男同士のほうが分かり合えると思いますので、ぜひお願いしてしまいましょう。
男の子のママ、むいてあげてますか?
実際に男の子のママに、どのように対応しているか伺いました。
「完全に夫任せ。子どもに実演して見せられるから、子どももわりとすぐにむけるようになった」
「産後1か月健診のときにお医者さんに言われていたので、赤ちゃんのときからずっとむいてあげていた。1歳になるまでには、きれいにむけるようになっていたよ」
「なかなかむけない! 夫いわく、小学校高学年くらいでむけていると同級生にイジられるというリスクもあるって言われて、別に今のところ問題もないし、今は放っておいてる」
早めから始めているママもいれば、チャレンジしていたものの時期が来れば……と本人任せにしているママも。そしてやはり、こういった問題にはパパの存在は強力なようです。
うまくむけないときには?
筆者も男の子をもつママなのですが、正直そんなに簡単にはむけません! やってあげようとするのですが本人がくすぐったがるのでやらせてくれないし、無理にやって痛い思いをさせるのも嫌です。
そんなときに小児科の先生に紹介されたのが“リンデロンVG”。小児科で処方されたことのあるお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。この薬をおちんちんの先端に塗ってあげるとむきやすくなるらしく、お風呂上がりに塗ることをすすめられました。
毎日続けていると、実際に少しずつむけてきて効果を感じました。しかしズボラな筆者がしばらく休んでいたところ、また包茎状態に……。むくのが大変と感じたときには、こういった方法もあるということを覚えておいて、ぜひ継続することをおすすめします!また、心配な方は一度小児科の先生に相談してみてはいかがでしょうか。
沖田かへ
ライター
2級建築士、照明コンサルタント、FP、心理カウンセラー資格など所持。2人目出産後、大好きな子どもたちと少しでも長く時間を過ごせるよう、フルタイム勤務からライターに転身。夏はキャンプ、冬はスキーと、家族でアウトドアなライフスタイルを送る。