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2020.06.05

「ご飯よりお菓子が食べたい!」子供に効果があった「ご飯を食べさせる」方法



2〜3歳のイヤイヤ期を迎えるタイミングで、食べ物の好き嫌いが激しくなったり、そもそもご飯を食べたがらなくなったりと、子どもの食に関する悩みを抱えるママも多いでしょう。
わが家の場合も例にもれず、3歳の娘は朝ごはんを見るだけで、手でお盆を押して「いらない」と伝えてくる始末。
そのうえ、ご飯はいらないがお菓子は食べたい…と激しく主張。そんな3歳児お菓子モンスターとの戦い方と有効な手段についてレポートをお届けします。

ご飯を食べないお菓子モンスターの生態

顔を出すとおさまるところを知らないお菓子モンスター。ママを悩ます彼らの生態とは一体どんなものなのでしょうか?

・朝から「お菓子が食べたい!」

隙あらばお菓子を食べたがる現在3歳8ヶ月の娘は、朝起きた瞬間から「お菓子が食べたい」と言い出すこともしばしば。
もちろん母親である私は、簡単に娘のわがままに屈することなく、作った朝ごはんをすかさずテーブルに並べるのですが、娘は憮然とした態度を崩さず、簡単に朝ごはんを口にしようとはしません。ひどいときには、朝からアイスクリームが食べたいと言い張ってきかないこともたびたびあります。

・パパならお菓子をくれるのに!

夫は、娘が欲しいと言えば、比較的何でも与えてしまうタイプ。そのため、娘は「パパにわがままを言えばお菓子をくれる」ということをすでに学習しているようです。母親である私には要求が通らないことはわかっているので、パパをキッチンまで連れていって、「お菓子を取って」とせがんでばかりいます。土日などパパがお休みの日は、朝昼夜とずっとお菓子をおねだりして、食事の時間にはお菓子で満たされているからご飯が食べられず、その後の空腹をお菓子で満たすという最悪の悪循環を生むケースが多々あります。

・食べたいお菓子がエスカレート!

はじめは子ども向けのお菓子で十分満たされていた娘も、徐々に味の濃いものや、大人向けのお菓子に目が行くようになってしまいました。
パパがお酒のつまみにスナック菓子を頻繁に食べていて、娘にあげたことがきっかけで味を覚えてしまったようです…。

・平日の夕方は母と子の戦い勃発

保育園から帰宅すると即座にお菓子が食べたいと要求する娘。週末につくりおきをしている時もあるのですが、用意ができなかった場合、その日の当日に夕飯を作り始め、案の定、待てない娘がお菓子を食べたいと大暴れ。
なんとか娘を落ち着かせて、ご飯を食べさせようとしても、気に入らないと泣き叫んだり、お皿をひっくり返したりと、平日夕方は親子の戦いです。

【レポート】3歳娘にお菓子よりご飯を食べさせる方法4選(結果付き)


このままお菓子モンスターを野放しにしておくわけにはいかないため、さまざまな方法を試してみました。
そこで実際に筆者が行なった対応策とその時の娘の反応をご紹介します。

■方法1:お菓子を欲しがる前に冷凍おかずで小腹を満たす

効果:4点(5点満点)
お菓子を食べさせるなら、まずはおかず系のもので小腹を満たしたいと考えるママは多いのではないでしょうか?
わが家も帰宅後すぐに食事の準備できない時は、冷凍食品のからあげやポテトなどをチンして、帰宅してすぐ食べさせるという方法をとっています。
そのうえで、できた順におかずを運んで、コース料理方式で夕飯を出していくと、いつの間にかお菓子のことを忘れ、しっかり夕飯モードになってくれることも多いです。
ただ、冷凍食品のおかずのバリエーションが少ないと、すぐに娘が飽きてしまったという難点がありました。

■方法2:一緒に夕飯作りをしてみる

効果:2点(5点満点中)
ママと一緒に料理を作ることで、お手伝いに夢中になって、お菓子のことを忘れてくれると思ったものの、娘の場合はお手伝い自体にすぐ飽きてしまって、効果がありませんでした。
包丁や火を使うのは、3歳の娘にはまだ少し早いので、基本は混ぜたり、調味料を加えたりする作業を担当させましたが、単純作業がつまらなかったのかもしれません。
この年齢だとある程度、汚した後の片付けをする余裕がないと、なかなかもう一歩踏み込んだ上での料理作りをするのが難しいかなと思いました。

■対応方法3:氷を食べさせる

効果:4点(5点満点中)

お菓子が食べたいという時に、少し気を紛らわせるときに使える手段です。
ひんやりつめたくて、口に入れたり、手で触ったりして、感触を楽しんでいるようです。
以前、お願いして家に来てもらったベビ〜シッターさんにも「お菓子を欲しがったのですが、氷をあげたら気持ちが落ち着いたようです」と言われ、効果を感じました。

ただ娘の場合は、一時的に気分を紛らわせるだけで、そのうち興味をなくして、飽きてしまう傾向にあります。

■対応方法4:お弁当箱に入れて特別感を演出

効果:5点(5点満点中)

私が自分のお弁当を作っていたときに、しきりに自分のお弁当も欲しいとねだる姿を見て、思いついたのがお弁当箱でご飯を出す方法でした。
初めてお弁当箱で朝ごはんを出した時は、かなり大喜びして、その時はほぼ完食してくれました。
ただし、毎回お弁当箱で出すと特別感が欠けてしまうので、特にご飯を食べたがらない朝など、時期とタイミングを見て、活用しています。

栄養不足が気になる…食べない娘の食事管理の工夫


娘はもともと少食で、食べ物のより好みも激しいため、なかなか思うように食べてくれず、成長に影響が出ないかと悩んだ時期もありました。

しかし、私自身が神経質になることで、娘によい影響が出るとは思えず、本格的に自分を追い込む前に、ひとまず冷静になろうと区の相談窓口に相談するなど、私なりに方法も模索していました。

しかし、娘の食事風景を見ていると、味噌汁や納豆ごはん、卵料理は比較的残さずに食べていることに気が付いたのです。

どれも必要な栄養素を豊富に含む食べ物であったため、献立には必ず入れて、ほかのおかずを残しても、どれか1つでもちゃんと食べられているのなら合格とするようにしました。

あくまで個人の体験ではあるのですが、無理強いをせず、食べられたときに褒め、喜びを共有することで、娘も食事に対する意識が徐々に前向きになってきたように感じられました。

親の“めんどくさい”も原因!? お菓子モンスター脱却のヒントは?


2〜3歳は、まだ自分自身の感情をうまくコントロールできない時期でもあるため、お菓子が欲しいという自分の欲をおさえられず、駄々をこねたり、泣き叫んだりするのは仕方のないことかなとは思います。
ただわが家の場合は、親の行動にもこんな問題がありました。

【ママ】保育園の帰り道、ママ都合でコンビニに寄ってしまう
保育園の帰りに牛乳などちょっとしたものを買いたくてコンビニに寄ることがあります。するとお菓子を見つけた娘は欲しがり、結局購入。子どもはすぐに学習してしまうため、保育園の帰り道にコンビニによってお菓子を買うというのがインプットされてしまいました。

【パパ】ぐずる娘にすぐお菓子を与えてしまう
パパが家にいる時は、しきりにお菓子の要求する娘。パパもこれではダメだと娘を注意してもますます騒ぐため、つい面倒でお菓子を与えることでその場を切り抜けようとしてしまっていたようなのです。

振り返るとママ・パパ側にもお菓子モンスターを助長させる要因があったように思います。そのため夫婦で話し合い、まずは親自身が生活習慣をみなおす必要があると判断しました。
もちろんイヤイヤ期などあくまで時期的な要因でご飯を食べない、お菓子ばかり食べてしまう…というケースもあるでしょう。しかし、なかにはわが家のように家族全体の生活習慣を見直すことで、少しずつ脱却を図れることもあるかもしれません!

MEGURU

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