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2020.11.30

「途中でやめちゃった…。」ぶっちゃけ長続きしなかった子どもの習い事は?



これから新しく習い事をやらせてみようと思っているママや、習い事を増やそうと検討しているママにとって気になるのが「長続きしなかったらどうしよう」という問題。
習い事はお金がかかるうえに、貴重な時間を費やすことでもあるので、「できれば長続きしてほしい」と考えるのが正直なところでしょう。しかし、せっかく始めた習い事が長続きしなかった…というケースは珍しくありません。
そこで、今回は先輩ママに、「長続きしなかった習い事」をリサーチしてみました。新しく習い事をやらせたいと考えているママは参考にしてみてください。

基礎練習が続かず断念ピアノ

「気軽に楽しめたら…というつもりで電子ピアノを買ったところ娘がドはまり!もしやピアノが好きなのかも?とピアノ教室に通わせましたが、「基礎的な部分の練習がイヤ」「ただ楽しく演奏したいだけ」ということが分かり、わずか2か月でやめてしまいました」(36歳ママ・子ども10歳8歳)

女の子の定番の習い事として、長年上位にあるのが「ピアノ」です。習わなくてもある程度ピアノを弾けると、「習わせればもっと楽しみが広がるのでは?」と感じるでしょう。
しかし、ピアノを始めた子供の多くが、「途中でやめたい」と言い始めるのだそう。特に、「楽しくピアノを弾きたいだけ」という子どもにとって、指の置き方やリズムの取り方など基礎的な練習は嫌気がさしてしまうようです。

じっーとしているのが嫌!そろばん

「将来役立つから、と小学生になったのを機にそろばんを習わせました。しかし、習い始めてから間もなく「楽しくない」「行きたくない」と渋るように…。やる気がないためそろばんも身につかず、結局月謝の無駄になりそうだったのでやめてしまいました」(33歳ママ・子ども8歳)

今後のために…という理由でそろばんを子どもに習わせるママは多いものです。しかし、そろばんは子どもの好き嫌いが大きく分かれる習い事の一つ。「計算することが嫌い」「細かな作業が苦手」「じーっとしているのがイヤ」などの性格であれば、そろばんは長続きしない可能性があります。

意外と厳しかった!ダンス

「Eテレなどのダンスコーナーなどで、毎日張り切って踊る娘を見て「ダンスを習わせてあげようかな」と思い、さっそくダンス教室に申し込み。はじめは、可愛らしい衣装や教室の楽し気な雰囲気もあり、問題なく通っていましたが、次第に「自分で好きなように踊れない」と言い始めてしまいました。娘は単純に「自由に踊れればそれでいい」という感覚だったようです。良かれと思って始めた習い事でしたが、余計なお世話だったかもしれません。3か月ほどで教室はやめました」(29歳ママ・子ども7歳6歳)

近年、人気を集めている習い事の一つに「ダンス」があります。子ども番組の中にはダンスをテーマにした内容もあり、子どもが夢中になっていると「興味があるのかな?」「もっとダンスを学ばせてあげたい」など、考えるのが親心というものです。
しかし、子どもからすれば「ありがた迷惑」となることも少なくありません。「ただ楽しく踊れればいい」という子どもであれば、習い事としてダンスを始めても、長続きしないことがほとんどでしょう。

すぐに上達しなくて断念!サッカー

「息子がサッカーを始めたいと言い出したので、せっかくだから…と地域のサッカークラブに入部しました。しかし、数か月経過したころ、なかなか上達しないことを気にするようになったり、うまくできないことからサッカーにつまらなさを感じたり…という言動が目立ちはじめ、結局1年経たずにやめてしまいました」(37歳ママ・子ども10歳8歳)

男の子に人気の習い事として挙げられるのが「サッカー」です。有名なサッカー選手のプレーを見て、サッカーに憧れる男の子は多いでしょう。
しかし、サッカーは向き不向きがあるのが現状です。すぐに上達する子もいれば、長年練習していてもなかなか上達しない子もいます。また、せっかちな子であれば、すぐに上達できないことに不満を感じるかもしれません。
そのため、せっかくサッカーを始めても、途中で断念してしまうことが考えられます。
ちなみに、サッカーに関しては、他にも「チームメイトと仲良くできなかった」「なかなか希望のポジションになれない」などの理由でやめてしまったという声もありました。

習い事は子どもの性格を見ながら慎重に判断を

ママたちの体験談を聞いてみると、「子どもが興味を持っていそうだから」という理由で始めたところ、結局続かなかった…といったケースが多いようです。
習い事を始めるのであれば、子どもの性格を見ながら「本当に合っている習い事なのか」を見極める必要があるでしょう。
まずは、体験として参加してみたり、家で本格的に練習をスタートして様子を見るなどしながら、本人の向き不向きをチェックしてみてはいかがでしょうか。

粕谷麻衣

粕谷麻衣

フリーライター、記者

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