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2021.04.20

忘れがち!初めての「習い事選び」でママ視点で確認すべき3つのポイント



幼稚園に入園する頃でもある3~4歳は、初めての習い事に挑戦することが多い時期です。幼稚園が終わった後に園内で課外教室があったり、お友だちが通っていたりすることが、習い事を始めるきっかけにもなります。ママ・パパがやっていたことや憧れていたものも、初めての習い事によく選ばれます。
初めての習い事を選ぶには子ども本人が楽しめることはもちろん大切ですが、見逃しがちなポイントがあります。それは、「ママ視点」です。
初めての習い事ではママのサポートが重要なので、子どもが楽しく習い事に通うためには、ママがストレスなくサポートできるかが大切です。
子どもはやる気満々でも、ママはつらくては困ってしまいます。ママがつらそうにしていると子どものやる気にも影響してしまうかもしれません。
初めての習い事を選ぶ際に、忘れがちだけど大切な3つのポイントを紹介します。

その1 ママの手伝いがこんなに大変なんて、聞いてないよ!!


幼児の習い事にはママの手伝いが必要なものも多く、「こんなに手伝いをしなくてはならないなんて!!」と、始めてから知って驚いたママも多いです。

バレエ教室に入会する前に「発表会は2年に1回」と聞いて、わが子の晴れ姿を見るのを楽しみにしていました。入会してから詳しく伝えられて、びっくり。バレエの発表会って親の手伝いが必須だから、客席に座って優雅に見るものじゃなかったんですね(涙)。
衣装を着せるのも、出番前に舞台袖に誘導するのもママ、観客の受付もママ。発表会本番だけでなく、衣装合わせやリハーサルも、子どもとママが参加。パパのお休みがとれなかったので、下の子の預け先に苦労しました。〔Mさん、女の子6歳〕

発表会だけでなく、スポーツ系の習い事でおこなわれる試合や大会でも、ママの手伝いが必要な場合がよくあります。ママはわが子の晴れ舞台を見守るというよりは、スタッフの一員として走り回ることが多いです。
バレエやダンス、音楽の発表会では、小物を手づくりしたり、衣装の手入れをしたりすることもあります。手づくりが大好きなママなら楽しめますが、苦手な場合はとても大きな負担になるでしょう。発表会、試合、大会など特別なイベントだけでなく、普段の教室や練習にもおてつだいが必要なこともあります。開始前・後の準備やかたづけ、途中でトイレに行きたくなった子どものお世話などの手伝いが多いです。

楽しく手伝いをできるならよいのですが、ママの仕事が忙しかったり小さい兄弟姉妹がいたりなど、ママの事情によってはおてつだいが大きな負担になりかねません。習い事を始める前の手伝いについてはこちらから聞かない限り、詳しく説明されないこともあります。だからこそ、手伝いの内容をしっかり確認することが重要です。ママが手伝いをすることがむずかしい場合には、免除の可能性も相談してみましょう。

その2  卒園したら辞めようと思っていたのに、子どもが嫌がるから辞められない


幼児が習い事はほとんどの場合、ママが送り迎えをすることになります。そのため、通いやすさ、送迎のしやすさも習い事を選ぶポイントのひとつになります。幼稚園の課外教室なら、ママが送っていく必要がなく、幼稚園が終わったらそのまま参加できるので、ママはお迎えだけすればいいですね。幼稚園の課外教室のほかにも、幼稚園の帰りに寄りやすい習い事を選んだり、幼稚園のお友だち同士で同じ習い事を始めたりすることもあります。
卒園したら辞めよう、別の教室に移ろうとママは考えても、子どもは嫌がって元の教室に通い続けたという話を、私は卒園後によく聞きました。

幼稚園でおこなわれている英会話教室に通っていました。幼稚園は自宅からちょっと遠い場所で通園バスを利用していましたが、週に1回の英語の日だけならお迎えできるかな、卒園したら辞めで自宅の近くの英語教室に移ろうと思っていました。それなのに、「幼稚園のお友だちと別れたくない、今の英語教室の小学生クラスにじゃなきゃイヤ!!」とわが子に言われて、卒園後も幼稚園の英会話教室を続けることに。送りもお迎えもしなきゃいけなくなって、遠くて毎週つらいです。〔Iさん、男の子8歳〕

 

私もパパも大のサッカーファンなので、息子が小学生になったら近所のサッカーチームに入って欲しいなと思っていました。親の想定より早い、年中のときに子どもがサッカーをしたいと言い出して、幼稚園の課外教室のサッカー教室に入りました。入学してサッカーチームに入ったら、サッカー教室は辞めるつもりだったのに、卒園後も息子が続けたいと言い出して。お友だちもコーチも大好きだったのはうれしいけど、小学生は高学年も低学年も一緒に練習するので、レベルが合わないんじゃないかと親は不満です。こんなことなら、学年別クラスのサッカースクールの幼児クラスに入れればよかったと後悔しています。〔Kさん、男の子7歳〕

大人は長期的視点で物事を判断できますが、まだ小さい子どもにはむずかしいです。子どもが「今」を基準にして判断することは、しょうがないともいえます。
「卒園したら、辞める・別の教室に移る」ことを、子どもが理解するのはむずかしいかもしれません。子どもが習い事をいったん始めたら、辞めて新しい習い事に替えるには大きな気持ちの切り替えが必要にになります。辞めること・移ることをいやがることも多く、移れたとしてもうまく続かないこともあります。
初めての習い事を選ぶ場合には、長く通い続けることができるか確認して、むずかしい場合には選択肢からはずしておきましょう。どうしても卒園したら辞めたり移ったりする場合には、子どもに納得してもらえるように早くから言い聞かせておくことをおすすめします。

その3  月謝も上がるし、回数も増える?! 小学生以降もチェック!!


子どもの習い事を始める前には、月謝と通う回数を確認しているかと思います。しかし、その金額と回数ははいつまでかご存知ですか。習い事の月謝や回数は、子どもの学年によって決まっていることが多いです。たいていの場合、小さな頃や幼児は月謝も安く、回数も少なく設定されています。

幼稚園に入園してから、ピアノ教室に通っています。娘もピアノを弾くことが大好きなようで、新しい曲にどんどんチャレンジしているのは嬉しいです。でも、年長の夏に「小学生と同じ難度の曲になったから」と月謝が小学生料金に値上げされて、びっくり!!入会前にそのような説明はなかったから納得できなかったけど、断るもなにも、決定済という感じだったので、何も言えませんでした。〔Oさん、女の子6歳〕

小学生になると月謝が高くなる習い事は多く、中にはこのピアノ教室のように内容や難度によって金額が上がる場合もあります。いつの間にか月謝が上がるなんてことは、家計にも厳しいことです。通う回数や1回あたりの時間も、小学生になると増えることも多いです。幼児のときはラクラク通えたけど、小学生になって通う回数も増えて、さらに小学校が忙しくなったから、習い事を続けられなくなったなんてことは避けたいですね。
週に何回通わなくてはいけないのか、月謝はいくらなのかを確認するときには、今の年齢だけでなく将来のものも確認しましょう。
実は、学習塾も低学年は授業料が安くて通塾回数も少ない場合が多いです。高学年になってから転塾するとカリキュラムに追いつくのに苦労することもありますので、入塾前には高学年の授業料と通塾回数までチェックしましょう。

せっかく習い事を始めるのなら、長く楽しく続けたいですね。「こんなはずじゃなかった」と中途半端なかたちでやめると、時間やお金が無駄になってしまいます。さらに、子どもがやる気や自信を失ってしまうかもしれません。
初めての習い事選びを失敗しないためには、子どもが習い事を楽しめるかどうかに加えて、ママ視点での確認が大切です。ママがストレスなくサポートできれば、子どもが習い事を一生懸命がんばる後押しになるでしょう。忘れがちな3つのポイントを確認して、楽しく長く続けられる習い事を選びましょう。

大沢有貴子

大沢有貴子

家庭学習サポート専門家、ライター

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