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2021.06.01

小学校入学から2ヶ月後!子どもに「学校に行きたくない」と言われたときの対処法



待ちにまった入学式を終え、5月、6月とお徐々に学校にも慣れてきたところに「学校に行きたくない」という子どもが少なくありません。
はじめのうちは張り切って学校に行っていたものの、入学から2~3か月ほど経つと、学校に行きたがらなくなってしまうのです。
そこで、今回は小学生が入学から2~3か月で学校に行きたがらなくなった場合の対処法をご紹介します。

「学校に行きたくない」という小学生を持つママは多い!


楽しみにしていたはずの小学校生活。しかし、いざ学校に行きはじめると、しばらくして学校を嫌がるようになった、という声は少なくありません。
実際、小学生の子どもをもつママたちからは以下のような体験談が挙がっています。

「小学校に入学した直後は、毎日元気よく「行ってきます!」と出て行っていましたし、帰ってきてからも「学校すごく楽しい」と話していました。しかし、1か月を過ぎた頃、徐々に「家にいるほうが楽しい」「学校は面倒」と言うように…。五月病のようなものかな?と思っていたのですが、次第に毎朝学校に行きたくないと泣き出すようになってしまいました。
担任の先生に相談して様子を見てもらったのですが、学校ではケロリとしているよう。友達と楽しく過ごしているのだそうです。
朝、家を離れる瞬間がちょっと心細くなってしまうのかな?と思いました」(37歳ママ・子ども8歳6歳)

 

「比較的明るい性格で、誰とでも友達になれるので、我が子の小学校入学ではとくに何も心配していませんでした。思っていた通り、入学後は毎日学校へ行くことを楽しみにしていて、週末になっても「早く月曜日にならないかな」と言うくらい。小学校を好きになってくれてよかったと思っていたのです。ですが、6月頃になり「学校お休みしたい」と言い出すようになりました。本人にいろいろ話を聞いてみましたが、「家にいたい」「友達と遊ぶのも楽しいけれどママと離れるのは寂しい」とのこと。新しい環境に慣れてきた頃の出来事だったので、少し心配していました」(36歳ママ・子ども9歳)

 

「幼稚園の入園直後もよく泣いていた我が子。小学校入学後は大丈夫だろうか…と心配していたのですが、先生がやさしくて友達もたくさんできたことで、問題なく毎日通学していました。しかし、それも束の間…。入学から2か月ほど経ち、起床直後からテンションはダウン。家を出る時間が近づくに連れて口数も減っていくようになってしまったのです。当然、「行きたくない」と言い出すことも多く、途方に暮れていました。
とくに、月曜日の朝は泣いて騒ぐことも多く、「昨日に戻りたい」なんて言うこともありました」(35歳ママ・子ども9歳7歳6歳)

上記の通り、入学直後は元気よく通学していたにも関わらず、しばらくして学校に行きたがらなくなったという経験をしたママは少なくないのです。

我が子が小学校に行きたがらないときの対処法


もしも、我が子が小学校に行きたくない!と言い出したらママはどのように対応するのが正解なのでしょうか。
ここからは、ママたちが実践して効果のあった方法や、適切な対処法をご紹介します。
通学に付き添う
小学校に行きたがらないとき、一緒に学校までついて行ってあげることは、子どもの登校への意識を前向きにします。
学校に到着すればたくさんのお友達が待っているうえに、子どもの心も学校モードに切り替わるもの。それまでは、ママが一緒に通学するのも一つの手です。子どもは「ママと一緒に学校に行ける」とわかれば、朝のネガティブな気持ちも軽減されるでしょう。

カレンダーに登校した日だけシールを貼っていく
きちんと登校できたらシールを貼るという方法で、子どもの登校を促しやすくなります。
専用のカレンダーを準備し、登校した日に子どものお気に入りのシールを貼っていくだけです。カレンダーに並んでいくシールを見て、「今日もシール貼りたいから学校頑張ろう」と前向きに考えやすくなるでしょう。
なお、カレンダーやシールは、子どもが好きなキャラクターなどがおすすめです。

学校と家でのひそかなやりとり
子どもの自由帳にママからメッセージを書いたり、クイズを書いたりして「学校に行ったら開いてね」と伝えておくことで、子どもは何が書いてあるのか気になって早く学校へ行きたい!と感じやすくなります。子どもにも学校で返事やクイズへの回答などを書いてもらうようお願いしておけば、ちょっとした交換日記のような感覚で楽しめるでしょう。勉強以外に学校へ行く目的ができるため、無理なく学校へ意識を向けたいときにおすすめです。

子どもに寄り添うことを忘れずに


子どもが「学校に行きたくない」というとき、友達とトラブルがあったり、学校の勉強に難しさを感じていたりするケースもあります。必ずしも「ちょっと寂しいから」といった理由だけであるとは限りません。
そのため、子どもの本音や本心に寄り添うことも大切です。子どもとのコミュニケーションを重視しながら、我が子に合った対処法で「学校行きたくない」の時期を乗り越えられるといいですね。

粕谷麻衣

粕谷麻衣

フリーライター、記者

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