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2021.11.25

子どもの知的好奇心を高める!親子で楽しい科学体験施設



子どもは身の回りの物事から、たくさんの「なんで」「どうして」という疑問を見つけています。生活の中で物事に興味を持ち、自発的に知りたいと思う気持ちが、知的好奇心です。子どもの知的好奇心を育てるおすすめの方法の一つに、科学のふしぎがあります。
そこで今回は科学を学ぶメリットや、親子で気軽に楽しめる体験施設をご紹介します。

科学ってなに?


子どもに「科学ってなに?」と聞かれると、ママは説明に困ってしまいませんか?大人も科学をいざ説明しようとすると、意外と難しく困ってしまいますよね。科学を子どもに簡単に説明するなら、科学は身近にあるふしぎの答えを見つけようとすること。「さとうはなぜ甘いの?」「宇宙はどうやってできたの?」など身の回りに起きる出来事や現象について、どんな仕組みで成り立っているのかを探求することです。

科学は子どもの知的好奇心を育てる


科学を好きになると、「なぜ」「もっと知りたい」などの知的好奇心が高まるメリットがあります。科学は日常の中にもあふれていて、意外としらない、子どもがワクワクしそうなふしぎは身近に多くあります。植物や動物、乗り物や、宇宙など子どもが興味がありそうなものは、どんどん体験させてあげましょう。子どもは体験を通して、「これに触れたい」「これはなに?」というような好奇心が膨らんでいきます。
文科省では、知的好奇心に溢れた子どもを育成するためには、初等中等教育段などで子どもが科学技術に親しみ、学ぶ環境が形成される必要があるとしています。
自然科学系の教科の名前でもある理科への関心を高めるため、文科省は理科の体験的学習の時間を増やすなどの対策を進めているようです。

中学校では理科離れに?おさえておきたいポイント


ママも小学生のころ、さまざまな実験を通して理科を学んできたのではないでしょうか。
最近ではその理科が苦手になる中学生が多いようです。計算や覚えることが増えてくるため、中学校になると理科が難しいと感じてしまうかもしれません。苦手意識がつくまえに、実験や遊びを通して子どもが自分自身で疑問に思い、「科学って楽しい!」という経験を積み重ねることが大切なポイントです。実験で「ものがどう変化するか知りたい」というワクワクしている子どもは多いはず。
その好奇心が高いうちに、なぜ実験するのか、どう予測していたのか、結果はどうだったか、という数学的な考え方を身につけておくのがおすすめ。
理科は楽しいもので、難しいと感じないように経験しておくのも理科離れを防ぐ有効な方法のひとつです。

気軽に科学を楽しむなら科学館へ


科学のふしぎを親子で気軽に体験できる施設が、科学館です。
科学館では科学に関する展示を見たり、触ったりなどの体験を通して、親子で一緒に楽しむことができます。
科学館では工作や実験教室、ワークショップなどが開催され、生活の中にある身近なものをつかって科学を実演するサイエンスショーを開催している施設もあります。
ただし体験は予約が必要だったり、当日整理券が必要なケースが多く、人気のイベントなどはすぐに満席になることも。
科学館に出かける前に、事前にホームページでタイムスケジュールなどを確認しておきましょう。
また、図鑑や歴史本などで予備知識を学んでから出かけると、さらに興味がわくかもしれません。

 

おすすめ科学館


科学技術館
科学技術館は、見て、触って、体感しながら科学を楽しむことができる科学館です。
ゲームやクイズにチャレンジしながら、科学技術に親しむことができます。
子どもが自分で、科学実験やものづくりにチャレンジできる実験スタジアムがおすすめ。
(ホームページはこちら

東芝未来科学館
お家や学校では難しい実験を見学したり、体験したりできる人気の施設です。
館内のサイエンスゾーンでは、不思議でおもしろい展示や体験が充実。
身近の科学を気軽に楽しく学べる、体験型の科学館です。
(ホームページはこちら

日本科学未来館
日本科学未来館は、グローバルな視点で科学を探求することができる展示や体験が魅力。
簡単な実験を交えたワークショップや、身近なものを使った体験イベントが人気です。
宇宙や科学を体験できる迫力満点のドームシアターも鑑賞できるのが嬉しいですよね。
(ホームページはこちら

知的好奇心を伸ばしてあげたいと思っても、子どもが疑問に思うことを教えるのは難しいと思うママも多いのではないでしょうか。
子どものなぜ?に意外と答えに、困ってしまいますよね。
困ったときはぜひ科学館に出かけて、親子で科学のふしぎに触れてみませんか?

 

蒔田てっら

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