2022.02.09
学習マンガの3つの活用法!知っておきたいメリットとデメリット
小学校に子どもが行き始めたころ、いつの間にか苦手な科目や分野があることに気づくママも多いのではないでしょうか。かといって子どもが興味がないことを無理強いすれば、さらに苦手意識が強くなってしまうかもしれませんよね。苦手な分野でも気軽に読むことができる学習まんがなら、勉強の頼もしい助っ人にも。そこで今回は学習まんがのメリットやデメリット、選び方や活用法をご紹介します。
学習まんがとは
歴史や経済などの学習内容をまんがで読者に伝えているものです。文章だけではなく、イラストを交えて解説しているため読者に分かりやすく、子どもに知識が身に付きやすいのも特徴の一つです。学習まんがは、主に日本の歴史や世界の歴史、地理、政治、経済などのさまざまな分野があります。
また有名キャラクターが解説してくれる学習まんがは、幅広い世代に大変人気です。
学習まんがのメリット
学習まんがではイラストを交えて説明するため、子どもが苦手な教科でもとっつきやすく、「おもしろい!」「なぜ?」という興味や好奇心を持ちやすいのがメリットです。
例えば歴史まんがは、歴史上の大きな出来事を映像化して楽しく伝えてくれるため、歴史の大まかなストーリーをつかみやすくなります。
歴史のストーリーをイメージすることで、子どもの「もっと知りたい」という学習意欲を高めるいい機会にもなります。
また学習まんがは情報量も多く、文字だけでなく臨場感のあるイラストやおもしろコメントもあり、歴史の出来事を楽しく覚えることができるのも嬉しいポイント。
登場人物が難しい内容も楽しく伝えてくれるので、子どもには参考書や教科書よりも気楽に覚えやすいかもしれません。
学習まんがのデメリット
学習まんがは子どもが自分自身で、まんがに興味を持つ年齢から始めるのがおすすめです。
学習まんがの内容によっては、解説部分が難しい場合もあり、小さなお子さんの場合飛ばして読むことになることもあります。
できればイラストも文章も飛ばさずに、じっくり読んでもらう方が覚えるには学習には効果的。
また学習まんがの内容だけで、年号や人物名などの細かい内容をカバーするのは難しいでしょう。
学習まんがは、基本知識の土台づくりに利用してください。
学習まんがで大まかな流れをつかみ、子どもが苦手な教科にも興味を持ったら、徐々に参考書や教科書も一緒に使う学習を心がけましょう。
学習まんがおすすめの選び方
情報量が多く、子どもが好きなイラストの学習まんがを選ぶのがおすすめです。
小学館や集英社など大手出版社から出版されている歴史のまんがシリーズは、昔から人気があり種類も豊富です。
学習まんがを選ぶ際は、わかりやすく情報量が多いものを選ぶのがポイントです。
子どもが好きなそうなイラストの学習まんがであれば、さらに興味をもついい機会になりますよね。
学習まんがには、子どもに人気のキャラクターや著名な漫画家が描いているまんがもあるので、親子でチェックしてみてください。
また学習まんがを購入する際は、最新版かどうかも確認し、できるだけ新しい情報が載っているまんがの購入を心がけましょう。
学習まんがの3つの活用法
苦手な科目は学習まんがを活用
苦手な科目は学習が進まない、興味がない科目や分野を子どもに取り組んでもらうのは難しいとお悩みのママも多いはず。
学習まんがは、苦手な科目や分野でも気楽に読めるのがメリットです。
子どもが「ちょっと苦手だな、興味がない」といったものは、一度学習まんがを試してみてはいかがでしょうか。
まんがは歴史以外にもある
学習まんがで圧倒的に多く、よく知られているのは日本の歴史ですが、その他にも地理や理科、科学などの幅広いジャンルがあります。
作文の書き方を解説してくれたり、プログラミングを学べたりする学習まんがもあります。
ぜひ興味ある分野を学習まんがで探してみてください。
図書館も利用可能
学習まんがは書店で購入できますし、書店にない場合はオンラインショップでも購入可能です。
箱入りセットの購入は予算的に難しい、収納場所に困るという方には図書館利用もおすすめ。
学習まんがは公共図書館でも保管されている場合が多いので、お近くの図書館で探してみましょう。
小学生の息子がいる筆者の家では、日本の歴史や作文の学習まんがを愛用しています。
特に歴史の壮大なストーリーに夢中になって、息子はあっという間に読んでしまいました。
学習まんがは大人も楽しめる名作ぞろいで、知っているつもりでも今更ながらにわかることも多く、大人の学びなおしにもピッタリ。みなさんも興味がある分野があれば、親子で学習まんがを試してみてはいかがでしょうか。
蒔田てっら
webライター