交際から数年の恋人同士は、努力せずともラブラブな日々を過ごせます。

しかし結婚して年月が経つにつれ、「ウチの夫とセックスするなんて考えられない！　イチャイチャするのも嫌！」と豹変する妻（嫁）に、「嫁とのセックスなんかマンネリしてて気持ち良いって思えねーよ」と性欲を無くす夫…。

こうしていつしかセックスレス状態に突入することも、よくあるわけです。

そんな中、10年経っても男と女として仲良くいられ、夜の営みを楽しんでいる夫婦はどんなコツや秘策があるのでしょうか？

「夫婦でセックスレス解消！セックスレスの原因や実際の体験談と再開できた解消法」では妻（嫁）側からセックスレス解消法を聞いたのですが、今回は夫編。

夫が妻と夫婦生活（セックス）を続けているためにしている工夫や、夜の営みの秘訣を聞いてみました。

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夫婦間のコミュニケーションがセックス生活に影響する！

セックスに直結しなくても、夫婦の何気ないコミュニケーションはセックスに大きな影響を与えます。

この記事を読んでいる皆さんは妻（嫁）側が大半だと思いますが、夫がセックスレスを防ぐために、どんなコミュニケーションを心がけているのか、具体的な事例を見ていきましょう！

不満は必ず話し合って解決する

「不満に思ったときはお互い率直に言いたいことを言い合って、もう言いたい事はないなってなったら終了！としています。

言わずに不満を溜め込むと、どんどん夫婦関係が悪化しそうな気がするので」（Mさん／42歳／子ども2人）

不満を抱え込んでしまうと、いつか爆発します。

特に女性は根に持ちますから、妻が何を言っても黙ってしまうようになったら夫の皆さんは要注意……！

話し合ってみたら、誤解による不満だったということもよくあります。

感謝の言葉を積極的に伝える

「妻に対して、いつでも感謝の気持ちを忘れずに伝えています。

妻が家事や育児に追われてストレスが溜まっていると感じたら、『ありがとう』という言葉でいたわって、できることは手伝ったり自分ですることが大切だと思います。」（Kさん/45歳/子ども3人）

感謝の言葉を伝えることで、妻の心がほぐれ、夜の営みにも前向きな気持ちで臨むことができますよね。

夫夫婦で共通の趣味を大切にする

「結婚後も共通の趣味を持ち続けることが大切だと思います。

共通の趣味があることで、お互いに話題が尽きず、夫婦間で楽しい時間を過ごすことができます」（Sさん/40歳/子ども2人）

共通の趣味を持つことで、夫婦間での会話が増え、お互いの気持ちを理解しあうことができます。

より仲が深まることで、良好な夫婦関係や、夜の営みにも繋がりますよね。

夫婦で仕事や家庭の悩みを共有し、サポートし合う

「妻には会社であったこととか同僚の話をするようにしてます。

妻からも、ママ友の話を聞くようにしてると、お互いの交友関係も分かるし、気持ちの共有もできる。

良い相談相手として、絆が強くなる気がします」（Sさん／38歳／子ども1人）

日頃からお互いの状況や交友関係を知らないと、突然相談されても「よく分からないことを愚痴られても疲れるんだよな…」って思っちゃいますよね。

悩みごとを相談しあえる相手になれると、信頼も高まりますし、愛情が高まることにも繋がりますよ！

定期的にデートなどで良好な関係を保つ

「些細なことかもしれないですが、お互いの誕生日と結婚記念日は必ず夫婦で食事にいきます。

その他にも、実家に戻ったときにちょっと子供達を預けて、夫婦でいちゃいちゃするなど、夫婦2人だけの時間をつくるようにしています。

パパとママではなく、つきあっていたときのような気持ちに戻れますね」（Nさん／43歳／子ども3人）

嫁と夫としての関係も大切だけれど、男と女、愛し合うカップルだと定期的に再認識することはとっても大切！

最近2人だけになってないなあという方、たまには恋人同士のようなイチャイチャデートもおすすめですよ。

日課に夫婦一緒の時間を組み込む

「毎朝、出勤するときには一緒に出るようにしています。

僕は車での出勤なので、ちょっと遠回りして妻（嫁）の職場に送ってからいくという風にしているのですが、そこでかなり色々なことを話します。

この日課を大切にしていますね」（Tさん／45歳／子ども2人）

デートするヒマがないという人でも、日々のルーチンの中で夫婦2人だけの時間を持つことはできるはず。

お互いに「ママパパ」としか見れなくなったら、エッチな気分にもなかなかならないですから、こうした些細なコミュニケーションは大切にしたいですよね。

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嫁へのセックスの誘い方と夫の工夫や秘訣

子どもがいる夫婦の場合は、セックスをするタイミングや場所も問題ですよね。

夫の皆さんは、妻をどのようにして誘っているのでしょうか？

皆さんのコツや工夫を聞いてみました！

夫婦でスケジュールを合わせて、デート風にセックスを楽しむ

「ウチの場合、普段は夫婦と子供たち3人と一緒に寝ています。そんななかでセックスするのは僕は興奮するのですが、妻（嫁）は育児モードから切り替えられず、エッチな気分にはなれないみたい。

だから平日の昼間、子どもが学校で嫁のパートが休みのときに落ち合ってセックスしてます。

お互いにスケジュールを合わせてするので、ちょっとデートみたいな感覚になり、ドキドキしますよ」（Iさん／48歳／子ども3人）

子どもたちのいないタイミングに、2人でスケジュールを合わせて……。

なんだかちょっと秘密のデートみたいでドキドキして盛り上がりそう！

エッチな話題で嫁の性欲を刺激する

「エッチな雰囲気になったときに、自分たちの好きなセックスに関する話をして、嫁の性欲を刺激するようにしています。

その気がなさそうだったのに、嫁の性欲にヒットする話題（笑）を持ち出すと、急に燃え上がってセックスに応じてくれることが多いです」（Kさん／40歳／子ども2人）

妻としては最初はセックスする気がなくても、夫がエッチな話を始めると興奮してしまうというケースはよくありそう！

子どもが寝静まった後に、妻をいたわりながらアプローチする

「子どもが寝静まってから、妻に積極的にアプローチをするようにしています。

例えば、妻の好きなお菓子やドリンクを用意して、リラックスした雰囲気を作り、マッサージしてあげるとか。

マッサージを徐々にエッチな部位に移動させて、自然な流れでイチャイチャからセックスに持ち込んでいます」（Yさん／35歳／子ども1人）

夫として、妻がリラックスできる環境を整えてもらえると、「私、愛されてる！」って感じるもの。

それに女性はセックスをする際の雰囲気も大事ですから、このように自然な流れでいちゃいちゃからセックスに繋がるとセックスに没頭できますよね。

ドライブデートからラブホテルへ、マンネリ打破！

「ウチは、子どもが2人とももう大きくなってきたので、休日の昼間にドライブに行き、ラブホでセックスすることが多いです。

気分転換にもなるし、ラブホテルはやっぱりセックスをする場所って感じがして燃えます（笑）。

毎回行くラブホを変えたり、同じラブホでも部屋が変わると雰囲気も変わってマンネリ防止にも効果的です」（Mさん／42歳／子ども2人）

場所が変わるとやはり盛り上がる、という意見が多く見られました。

毎回ホテルを変えるのも単純に楽しいし、デートとしても楽しめますね！

妻の気分やスケジュールを把握し、タイミングよくセックスに誘う

「ウチは妻からは絶対に誘ってくれないので、僕から誘うんです。

NGを出されると凹むので、タイミングを見て、今なら大丈夫かなって時に声をかけるようにしています。

妻の性格はよく理解しているし、機嫌や生理のタイミングもなんとなく把握しているので、基本的にセックスを断られることはないですね」（Nさん／43歳／子ども3人）

お互いの気分や性格を把握している、夫婦の絆が感じられるセックスの誘い方ですね！

きっと普段からセックス以外のコミュニケーションも多く、心が通じ合っているんでしょうね。

長年嫁とセックスしている夫たちは浮気はしないの？

ところで男性って浮気をする生き物……なんてことをよく言ったりしますよね。

嫁という同じ女性と長年セックスを続けている夫たちは、他の女性に浮気はしていないのでしょうか？

バレたら全てを失うから浮気はしない

「浮気はしてない。っていうかできない。

バレたら怖いっていうのが1番の理由。家族を失うようなことは絶対できない。

100％バレない保障があればしたいのが本音だけど…」（Nさん／43歳／子ども3人）

「バレなければちょっとは浮気してみたい」というのは男としての本音なのでしょうけれど、そこを理性で抑えているのはさすが。

浮気は妻だけでなく子ども達も家族全員失う危険性があるし、場合によっては訴訟問題に発展して仕事やお金を失う可能性もあるんですよ、夫の皆さん……！

妻を裏切ることは自分を裏切ることになる

「結婚前は本当に最低な男で複数人の女性とつきあったり、風俗や浮気もしょっちゅうしていました。でも、妻に出会って変わりましたね。

妻は僕のダメな部分も受け入れてくれて、子どもの頃からもっていた夢さえ応援してくれている。

だから、妻を裏切ることは自分を裏切ることにもなる。そういった理由から僕は絶対に浮気をしません」（Mさん／42歳／子ども2人）

妻を裏切ることは自分への裏切り。とっても真摯な夫の意見です！

最近では不倫ニュースが頻繁に報道され、男性は浮気をするものだというイメージが強まっていますが、世の中そう捨てたものでもないのかも。

意外と現実的に考えたり、妻を心から大事に思っていたりする夫も多いようです。

 

浮気に関しては、BRAVAの「セックスレスで浮気は仕方ない？夜の営みなしの夫や妻に本音を聞いてみた！」という記事も合わせて参考にしてみてくださいね。

嫁をセックスに誘いたいけれど…悩む男性たちの体験談

夫婦間のセックスを維持するべく、さまざまな工夫をしている夫たち。

一方で、中には嫁には見えない苦労をしている人もいます。

ここからは、嫁とのセックスにさまざまな悩みを抱える夫たちの体験談を紹介していきます。

性欲の減退に悩み、嫁を満足させられない

「最近は年齢のせいか、仕事が忙しくて疲れがたまっているせいか、性欲が減退してしまいました。

妻には理解してもらっていますが、性欲が戻ってこない自分に焦りを感じています。

このまま嫁とセックスすることができなければ、妻が不満を抱えて夫婦仲が壊れてしまうのではないか……。

そんな不安の中で、どうすればいいのか悩んでいます」（Aさん／38歳／子ども2人）

仕事や家庭のストレス、加齢などが原因で、性欲が減退することは珍しくありません。

この場合、まずは心身のケアが大切です。休息を取ったり、趣味に没頭したりしてリフレッシュすることが解決の糸口になるかもしれませんよ！

子どもが生まれてから妻がセックスを拒否する…

「セックスレスとまではいかないんですが、子どもが生まれてから、妻がセックスを拒否することが増えました。

子どもの世話や家事に疲れていることは分かりますが、僕も妻と愛を確かめたいと思っています。

どうすればまたいちゃいちゃしたり、気軽にエッチなことができる関係に戻れるのか分からず、悩んでいます」（Bさん／34歳／子ども1人）

嫁側がセックスを拒否するのは様々な理由があると思いますが、まずは妻の負担を減らすために、夫が積極的に家事や育児を担当してみてはいかがでしょうか。

家事や育児についてどんなことで悩んでいるのか、夫から積極的に聞き出すのも効果的です。

嫁としては「夫が私を気遣ってくれてる」という愛情が高まりますし、時間や気持ちに余裕ができることで、自然とセックスに対する意欲も戻ることが期待できます。

夫婦間でセックスの希望頻度が合わない

「うちは子どもがいないし、僕はセックスが大好きなので、頻繁に…できれば毎日妻とセックスしたいと思っています。

しかし、妻は昔から性欲が少ないほうで、セックスの頻度は「たまにで良い」という感じ。

このままでは僕が欲求不満になるし、ストレスが溜まってる自覚があります」（Cさん／42歳／子どもなし）

こうしたケースでは、妻側にセックスに消極的な理由があるのかもしれません。

妻の好きなシチュエーションや体位ができていないとか、セックスの長さに不満があるとか、キスの仕方にも女性によって好みの違いがあるはず。

物理的に痛いとか、挿入が早すぎるとか、具体的なやり方に問題があるかもしれないので、夫から積極的に妻の好みや不満を聞き出してみましょう！

嫁とのセックスがDV気味になってしまう夫

「ウチはセックスレスなんですが、知り合い（男性）に、『セックスをするとSっぽくなり、若干DVっぽくなるので自分でも悩んでる』という人がいます。

奥さんは、それが原因で離婚したがっているみたいで…。

男性のほうはすでにバツ2で、離婚原因ももしかするとその性癖が原因かも。自分でも性癖をコントロールできなくて悩んでるみたいです。

セックスがあれば良いってものでもないんだなあって思いました」（Iさん／48歳／子ども1人）

セックスはお互いが気持ち良くなってこそ、愛を確かめ合えるもの。

一方的に性欲を解消するだけでは、本当のセックスとは言えません。

この男性の場合は、本当に妻のことを想うのであれば、カウンセリングなど専門家への相談を考えたほうが良いでしょうね。

また、妻（嫁）の皆さんは、夫が彼らのような悩みを抱えていることもあるかもしれないと想像し、できる限り歩み寄りをしてあげてくださいね！

長年夜の営みを楽しむ夫が、妻とのセックスで気を付けているポイント3つ

夫たちのさまざまな体験談から、嫁とのセックスを維持するために気を使うポイントがあることが分かりました。

多かった意見を3つにまとめて、ご紹介します。

①妻の体調や気分に合わせてセックスに誘う

女性は気分屋な人も多いので、妻の体調や気分によって、セックスがしやすい時期や、積極的になるタイミングがピンポイントで絞られていることが多いです。

これは妻（嫁）側も意識しなくてはなりませんが、お互いの適切なタイミングを熟知するには、やっぱり普段からのコミュニケーションが大事ですよね。

②妻がリラックスできる環境を整える

疲れていたり、仕事や育児で気が立っている状態では、とてもエッチな気分にはなれません。

妻に乗り気がないときは、リラックスできる環境を整えて、ムードを盛り上げることも大事。

例えばお風呂に一緒に入って、いちゃいちゃしたり、マッサージをしてあげたりしてみてはいかがでしょう。

③妻の好みや性癖に合わせたセックスをする

夫婦間のセックスでも、相性は大切です。

妻に限ったことではありませんが、夫婦お互いの好みや性癖に合わせることで、セックスの満足度が高まります。

「妻がエッチにあまり積極的ではない」という場合は、妻がどのようなプレイを好むのか、どんな体位が気持ち良いのかなど、相手の好みを聞き出してみましょう。

夫婦でセックスを維持するには互いの理解とコミュニケーションが鍵となる！

あるパパが、こんなことを言っていました。

「セックスは夫婦関係の一つの要素。それがダメだったからといって、すべてダメなわけじゃないけど…セックスがあったほうが愛情や絆は繋がってる感じはするよね」

男性のほうが動物的にセックスを求めているイメージがありますが、夫も妻とのセックスで愛や絆を感じるものなのですね。

今回ご紹介した方法を参考に、お互いに普段からコミュニケーションをとり、セックスレスの悩みを解決していきましょう。

 

BRAVAでは専門家の方に聞いた「セックスレスで浮気は仕方ない？夜の営みなしの夫や妻に本音を聞いてみた！」という記事も公開しています。

興味のあるかたはぜひこちらも見てみてくださいね。