2023.12.13
ティモンディが語る!子どもが「スポーツ好き」でいてくれるには?
お子さんは体育好きですか?あなたはスポーツ好き?
ちなみに自分は嫌いです。しかし小さい頃はさほど嫌いではありませんでした。
記憶を遡ってみると、小さな頃はただ走るだけで楽しかったはずが、成長するにつれ他人との差にだんだんとやる気を失くし、自然と「私はそんなタイプじゃないから~」と、体を動かさなくなっていった……そんな流れで今の運動嫌いな自分がいます。
近年子どもたちの運動能力の低下の懸念が叫ばれていますが、この度行った『子どもの運動に関する意識』の結果でも「運動が苦手」と感じている子は20%近くもいたうえ、その中の30%以上が、幼い頃は「好きだった」と回答したそうです。(※)
そんななか、JA共済連が社会貢献活動として、次代を担う子どもたちに向けて展開する運動プラグラム「好きがみつかるスポーツテスト」を開催。どのような内容か気になったので取材してきました!
あの野球系芸能人だって、実はキャッチボール下手だった?
都内小学校の出前授業にて開催されたこちらのイベントにはサプライズゲストとしてお笑いコンビ・ティモンディも登場。
体育館に集まった子どもたちと交流し、共にスポーツテストを受けるなど行いました。
そのなかでも衝撃だったのが、独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスと、投手として選手契約を結んでいる高岸さんの一言。
なんと「最初は、キャッチボールが下手でまったく出来なかった。」という告白。
しかし「練習をすればするほど成長できることが喜びとなり、やがて野球が好きになったし出来るようになった」とも明かしていました。
まさに「やればできる!」の原点はここからだったのですね。
好きがみつかるスポーツテストとは?
今回の「好きがみつかるスポーツテスト」は、従来の体力測定と違い、「測定記録」に加えて、「事前アンケート」や「競技中の子どもの笑顔」を複合的にAIが分析することで本人も気づいていない「得意」が見つかるとされています。
測定競技もゲーム性が高いものが多く、一定時間細かく足踏みをした直後にフライングディスクを飛ばす「どたばたアルティメット」
画面の映像と音楽に合わせて踊る「リズムdeジャンプ」、カウント開始後、どれだけ素早くバットを振れるかにチャレンジする「瞬間フルスイング」10秒片足立ちをした後に、飛んできたボールを受け取る「バランスキャッチボール」など思わずワクワクする7種類の競技が行われていました。
ティモンディ前田さんも「できる、できないではなく、体を動かして楽しむことがスポーツの醍醐味。このテストで自分の新たな可能性も見つかるかもしれないですね。」
と、この取り組みに期待を寄せていました。
子どもたちにテストについて話を聞いてみました
こちらの出前授業には小学6年生約70名が参加。
授業中、競技に回る児童に話を話を聞いてみたところ
「楽しかった」
「爽快でした」
「受験勉強の疲れが吹き飛んだ」
と、いう声とともに
「まだやっていない競技も早くやってみたい!」など、体育に参加している……というより、まるでアスレチックへ来たかのよう。
みなキラキラと瞳を輝かせていました。
他者と比較されると自信を失い、自信を失うと「好き」という気持ちがくすんできてしまうこともありますよね。
しかし、今回の「好きがみつかるスポーツテスト」は測定だけで決めつけず、子どもたちの心技体をバランスよく育てるポジティブで革新的な取り組みでした。今後も注目です。
※JA共済調べ
わとさ とわ
ライター/プランナー