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2016.11.08

【働くママの不安に答えます】 小学生になったら入会する「子ども会」ってなに? PTAより大変?


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もうすぐ小学生というお子さんを持つワーママにとって、まず気になるのが「PTA」かもしれません。でもちょっと待って! 地域行事に関する「子ども会」の存在はご存知ですか?

多くの小学校に存在する「子ども会」とは

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皆さんも、子どもの頃に「子ども会」「少年団」などに所属して、夏祭りの山車引きや御神輿に参加した思い出があるかもしれません。子ども会の活動や組織の単位は、かなり地域差があります。という事は、その内容の濃さや人間関係も「場所によって」かなり違うところがポイントですね。

子ども会は、実は小学校に属するものではありません。各地域ごとに組織される保護者と子ども両方が所属する団体です。通常は「町会」「自治会」のなかに「子ども会」が組み込まれています。すこーし固い話になりますが、多くの子ども会は「公益社団法人全国子ども会連合会」に所属していて、安全保険なども加入している所がほとんどです。

いずれにしても小学校に入学すると、子ども会入会のお知らせも「入学書類一式」の中に入っているようです。

学校のPTAは、とにもかくにも「わが子が通う小学校だから」無理算段をしてでも、6年間のうちに1度ぐらいは委員や役員を引き受けるのも致し方なし、と覚悟を決めているワーママも多いでしょう。

ところが、子ども会のほうになるとちょっとまた雰囲気が違います。初めての子どもの時には、私もよくわからないまま「子ども会」に入会し、年会費のようなものを払い、いきなり「お祝い」と図書カードを頂き、「むう~、ココなにするとこなの!?」と困惑したものです。

「子ども会の係分担」と地元育ちママのパワーにビックリするかも

結論から言うと、色々大変でしょうが「ワーママにとっても、子ども会は意外と楽しい場所で新しいネットワークが広がるチャンス」というのが私の意見です。が、その前に、子ども会のデメリットとメリットについても紹介しておきましょう。

<子ども会のメリット>

  • 縦割りで様々な学年の子どもと知り合える
  • 地域に根ざした行事を体験できる
  • 地元に通じたママ友が作れる
  • 学校では接点のないママ友ネットワークが作れる
  • 行事によってはママも達成感を味わえる
  • 地域の公立中学進学では仲間や先輩となる友達が増えて子どもにとって心強い

子ども会に入会するメリットについては、最後にまとめますが、まずは「大変そうだけど、いい面もあるんだ」と感じてもらえたら、と思います。特にわが子が新しく作るであろう仲間との関係は、子ども会ならではの良さです。

<子ども会のデメリット>

  • 子ども会の係や役員が大変
  • 子ども会によっては濃密な人間関係と地元とのお付き合いが面倒
  • 年会費がかかる
  • 実質的に強制加入に近いところはワーママには理解しづらい面も

デメリットについては、次に詳しく説明します。

・子ども会にも係や役員分担がある
ここがワーママにとっては辛いところ。なにしろ学校のPTA役員でさえ「なんとか時間をやりくりしている」のに、なんですか、地域運動会参加? 餅つき大会? 盆踊りの焼きそば担当? もちろん「ゆる~い」子ども会や少年団もありますが、えてして町会や地元自治会が強いところは、子ども会もかなり活発=仕事も多い、という図式になります。

・地元ママのパワーに驚くかも
どこでもそうですが、その地元育ちで母校に子どもを通わせているお母さんがいます。慣れた場所で顔見知りばかりの土地なのですから、本人が意図するところではなくても、かなりパワーあります。PTA役員は必ずしもそうではないのですが、子ども会では主にこの「地元育ちママ」の活躍が多い。独特のネットワークがあるので、特に最初の1年生の時は「みんなの輪に馴染めない」「何を盛り上がっているのか理解できない」……そんな気持ちを持つのも珍しくありません。

子ども会って退会できるの?絶対に入会しないといけないの?

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この質問、よく見かけます。よくあるのが、子ども会は入学時に勧められるし「入るのが当然」なのか。入ってはみたものの、親子共に馴染めないし必要性も感じない。そんな時に退会したいけど、退会すると何か問題があるのか。でも、何となく「子ども会に入っていないと、村八分(古いフレーズですいません・・・)にされるのでは」という漠然とした不安がある事も多いでしょう。

子ども会は退会出来るか? と問われれば、出来るでしょうね、と答えます。というのも、これもまた土地柄によってだいぶ差があるんです。子ども会が非常に盛んな赴任先に転居したワーママは、「1年中、ほとんど毎月何かしら行事がある。でもウチの子はそういうのが好きでないし参加もしない。だのに、私だけ毎月のようにお手伝いや係があるなんて」と退会しようとしました。ところが、そうしたら町会長から電話はくるわ、登校班に入れないとかアレコレつっつかれて大変な思いをしたとか・・・。

でも。私の周囲にある子ども会では、ほとんどが公には退会を認めていないが、申し出があれば「1度は引き留めるけど、それなりの理由があるわけで仕方ないね、という事で」退会しているようです。公には認めていない、というのも変な表現なんですけどね。強制加入、自動加入的な子ども会もあるいっぽうで、任意や最初に「入りますか」とお伺いがある所も増えているようです。

子ども会は縦割り仲間ができる子育てメリットにも注目したい

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私の地元と違い、かなり町会も子ども会も盛んで、最初は驚きました。祭りと餅つき大会程度と思っていたのが、BBQ親睦会やら親子ドッジボール大会から子ども会対抗水泳大会。年がら年中、イベントがあるんです。

当時はフルタイムで働いていたのですが、こうした行事はほとんどが土日。ワーママとしては週末こそ「たまった家事をこなし、少しはゆっくり休みたい」のが本音でしょう。それなのに月に2度は何かしらの集会や打ち合わせがあり、そして本番ですから、たまったもんじゃありません。

ただひとつ、私が結局子ども会を辞めずに、そして最終的には役員にもなったのは「子どもが楽しそうだったから」です。1年生だと大きなお兄さんやお姉さんである高学年の子たちと遊んでもらったり、地域の長寿会でおじいさんから「割り箸鉄砲」の作り方を教えてもらったり。うちの子は、スポーツ団体には所属していなかったので、子ども会でサッカーに参加した時はすごく喜んでいました。チームスポーツで親の方が手に汗にぎる応援をして、勝った時にはまだよく知らなかったお母さんのひとりと抱き合って喜ぶ始末。

そうやって、ワーママとしてはヘトヘトになりつつも参加しているうちに、地元のお母さんたちとも親しくなるきっかけが出来たのも事実です。なかなか親しいママ友ができない中で、地域を中心とした親子のネットワークにもぐりこめたわけです。ウチのようにそのまま地元の中学校へすすんだ時、先輩に子ども会の時の知り合いがいる事や、クラスが1度も同じにならなかったけど仲良しになった仲間がいたのは、子どもにとってもかなり心強かったようです。

実際問題として、子どもの気質によっては知り合いの子のように「行きたくない」という場合は無理強いする必要など全くないと思います。ワーママとして、体が持たない!という人もいるでしょう。繰り返すようですが、退会しても本来問題はありません。

正直に言えば、面倒といえば面倒。大変といえば、大変です。でも子どもを通して知り合える新しい出会いを期待して参加してみるのもありかな、とも思います。

大橋 礼

大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌!本とお酒があればよし。


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