2019.08.08
断捨離が時短に!少なくすることで生活が「ラク」になるアイテムとは?
近年耳にすることが増えた「ミニマリスト」というワード。家の不要な物を処分し、シンプルな生活をするという方々のことです。
一件、自分には関係の無いようなことに感じますが、実はミニマリストと縁のないママでも「少なくすることで生活がラクになる物」は多いです。
実際、筆者は断捨離前、物が多く掃除の度に物を移動させたりする手間があり、掃除のたびにイライラしていたもの。そのうえ、物が多いだけで散らかっているように見えるため、毎日窮屈な思いをしていました。そして「洋服がクローゼットに収納しきれない」「似たような化粧品が多い」「何年も前に購入したインテリア小物がほこりを被ってあちこちに飾られている」「使わなくなった子供用品が放置されている」など、物が家を占領していることに気づいたことをきっかけに、断捨離を決意しました。
思い切って断捨離を済ませた今、リビングを始めとした全ての部屋がスッキリ!
掃除の手間が減り、ラクチンな生活を送っています。
そこで、今回は少ない方が生活がラクになるアイテムについてご紹介します。
断捨離するアイテムの見極め方
断捨離を決意すると「よーしどんどん捨てるぞー!」と断捨離への意欲が湧きます。これはとても良いことですが、何でもかんでも捨ててしまうと「あー必要だったのに!」と後悔することになってしまうもの。
断捨離をする場合は「本当に捨てて良いのか」を見極めなければなりません。その見極め方は次の通りです。
「手放せない物」を把握する
まずは、「手放せない物」を先に把握しておきましょう。
優先順位を付けることで、勢い余ってうっかり捨ててしまう…といったことがありません。最初からアクセル全開でどんどん処分してしまうのではなく、まずは一旦落ち着いて「手放せないもの」「大切なもの」に優先順位をつけていきましょう。
1年以上目にしていなかったもの
片づけをしてると、棚の奥や押し入れの奥などから、久ぶりに目にしたものが出てくることがあります。
こうした「1年以上目にしていないもの」は、無くても生活に支障がないといっても過言ではありません。
実際、この1年は無いまま生活をしていたわけですから、今後も「絶対に必要!」といった事態になることはないでしょう。
ただし、「アルバム」「思い出の品」などは慎重に見極めることが大切。これらは、自身や家族の記録でもあるので、処分する場合は家族と話し合ったうえで決断することをおすすめします。
「今の生活」「今の自分」と照らし合わせてみる
捨てるべきか迷った場合は、今の生活や今の自分と照らし合わせて「必要性」について考えてみましょう。
例えば「おもてなし用の高い食器」であれば「来客って最近あったかな?」と考えてみたり、「読み終わった本や雑誌」などは「今後読み返すことはあるだろうか?」と想像してみてください。
意外にも、今の生活や今の自分と照らし合わせてみると、「いらないな」と思える物が多いで、試してみてください。
私が断捨離したもの
私が断捨離したものは、次の3つです!
食器
「安かったから買った」「冠婚葬祭でもらったもの」「衝動買いでつい」など、いろいろな理由から増えやすい食器。たくさん食器棚に重なっていて、出し入れがしにくい…と感じているママはいらっしゃいませんか?
食器は減らした方が、出し入れがスムーズになるだけでなく、空いたスペースに別のキッチン用品を入れられるようになるのでおすすめです。
インテリア小物
リビングや寝室を彩ることができる「インテリア小物」。飾るだけでパッと雰囲気が明るくなり、お部屋の雰囲気づくりのためには欠かせないアイテムです。
しかし、インテリア小物が多いと、ホコリも増えがち。そのうえ、インテリア小物一つひとつ掃除をしなければならず、掃除の手間も増えてしまいます。
掃除の手間を増やさないためには、インテリア小物は控えめにするのがコツ。「ワンポイント」を目安にしてみましょう。
着ない・着られない服
親子ともに服が多い、という家庭は多いものです。服が多いと管理が大変なだけでなく、毎日のコーディネートで悩んでしまいがち。場合によってはクローゼットに入りきらず、部屋の壁に服がかかっているというママもいるのではないでしょうか。
服が壁にかかっていると、掃除の度に移動させなければなりませんし、近くを通るたびに服を落としてイライラすることに。親子共に持っている服を見直してみましょう。
モノを減らしてラクチンな生活を
モノを減らすことで見えてくるメリットは多いもの。「片付けがしやすい」「いつも部屋がすっきりしているから急な来客で慌てなくなる」「部屋のスペースが広くなる」「今後、無駄な買い物をしにくくなる」などは、ママに嬉しいメリットなのではないでしょうか。
今回挙げたのはほんの一例ですので、ママ自身自宅を見直し「無いほうが生活がラクになるもの」を探してみてはいかがでしょうか。
粕谷麻衣
フリーライター、記者