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2020.10.20

なかなか覚えられない子どもに!「ひらがな」を年中年長で簡単に楽しく覚えてくれた我が家の練習法



BRAVAでは子どもの「ひらがな」学習についてさまざまな記事を公開してきました。先日公開した記事「小学校入学前にひらがな、カタカナ、数字、時計ができなかった「小1の子ども」入学後勉強についていけてる?」でも、小学校でもいちから教えてくれるため、あれこれ先取り学習せねばと焦る必要はないということもわかったものの、子どもが年中や年長ぐらいになると、そろそろひらがなを教えてみようかな?と考えるママもいるかと思います。
たしかに、ひらがなが読めるようになると、遊びの幅が広がりますし、「これなんて読むの?」と聞かれる頻度も減り、ママの負担も少なくなることでしょう。とはいえ、いざひらがなを教えようと思っても「ドリルだと全然やってくれない」「なかなかひらがなを覚えられない」など、いろいろと悩まされるものです。
そこで、今回は我が家が実際に試した、ひらがな練習法をご紹介します。

壁掛けの「あいうえお表」を見えるところに複数設置!


リビングの壁、子ども部屋の壁、お風呂の3か所にあいうえお表を貼り付け、日ごろからひらがなが目に入るように工夫しました。ひらがなが視界に入ることが多いので、本人も練習しているつもりもないまま、一部のひらがなが読めるようになっています。実際、我が家はドリルを一切使わず、あいうえお表だけで6割のひらがなを読めるようになりました。

インターネットから「あいうえお練習」のプリントを無料ダウンロード


インターネットには、無料でダウンロードできるあいうえお練習表があります。我が家ではそれをプリントアウトして、あいうえお練習のときに使いました。読めるひらがなが増えてきたタイミングで取り入れれば、スムーズにひらがなを覚えやすくなるでしょう。
我が家の子どもは小学生に憧れているということもあり、自分の部屋であいうえお練習をしているのが、お姉さん気分になれて楽しかったようです。

意外!?「ゲーム」がひらがな練習に


テレビゲームが意外にもひらがな練習に一役買ってくれました。キャラクターが話す言葉を理解したくて、一生懸命読み進めていくので、いつの間にかスラスラひらがなが読めるように!
ちなみに、我が家がひらがな練習で重宝したゲームは「あつまれ!どうぶつの森」です。ゲーム内に出てくるキャラクターとのコミュニケーションが必須のゲームなので、文字を読めないと進めていくことが難しくなります。
ゲーム内には漢字も出てきますが、すべての漢字にふりがながふってあるので、ひらがな練習中の5歳児でも問題ありませんでした。
ゲーム好きな子どもなら、楽しくひらがなを練習できるかもしれません。

親子でお手紙交換


ある程度読める・書けるひらがなが増えてきたら、「お手紙交換」がおすすめです。我が家では工作で簡易的なポストを作り、気が向いたときにお互いに手紙を書き合う…という遊びをしていました。
分からないひらがなは「あいうえお表」で確認し、自分で理解しながら手紙を書いていくので、遊びながらひらがな練習ができます。ひらがな練習になるだけでなく、親子のコミュニケーションも図れるため、子どもとの遊びにおすすめです。

幼児向けの絵本でひらがなに慣れる


2歳や3歳のころに読んでいたような幼児向け絵本は、子どものひらがな練習に便利です。
短文な上に、簡単なひらがなが多いので、「いない…いない…ばあ…」と自分で声に出しながら、無理なく読み進めていました。
我が子は、自分で絵本を一冊読み終えることで「一人で読んだ!」という達成感が芽生えるのか、別の本にもどんどんチャレンジしていました。いつの間にか、文章量が多めの絵本も一人で読めるようになり、声に出さなくても黙読できるようになっていたのが驚きです。

工夫して楽しく「ひらがな」を練習!


ひらがなを練習しても、なかなか覚えてもらえず「もしかしてウチの子は勉強が苦手…?」「小学校に入学したらみんなよりも勉強が遅れてしまうのでは…」など、さまざまな不安を感じてしまうかもしれません。
しかし、ひらがなの習得には時間がかかります。それを頭に入れたうえで、楽しく学べるように工夫してあげると、いつの間にかひらがながスムーズ読めるようになっているはずです。
「練習しなさい!」「何度やれば覚えるの?」とイライラせず、遊びの一環として取り組めるといいですね。

粕谷麻衣

粕谷麻衣

フリーライター、記者

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