2021.08.10
夏休み後半の宿題が進まない理由とは?ママたちがしている対処法
あっという間に夏休み後半に差し掛かってきましたね。後半になると、子どもが暑くてダラダラと過ごしてしまい、生活リズムが崩れてしまったと心配のママも多いのではないでしょうか。その中でもとくに気がかりなのが、子どもの夏休みの宿題の進み具合ですよね。
夏休みが始まった頃は、前向きに宿題を進めていたのに、後半になると計画だおれになってしまったというケースも少なくありません。
そこで今回は、夏休み後半の宿題が進まない理由や宿題を終わらせるためのポイント、ママたちのアイデアをご紹介します。
夏休み後半は宿題が進まない主な3つの理由
理由1:後半は生活リズムが崩れやすい
夏休み後半になると生活リズムが崩れてしまった、という子どもは少なくないはず。
次の日に決まった予定や登校がないと、ついつい夜更かしや朝寝坊をしたり、ダラダラと過ごしたりしてしまうことも多いでしょう。
生活リズムが崩れると、食欲不振になったり、睡眠不足になったりの悪影響が出る場合もあります。
子どもは大人と違って、生活リズムを戻すには時間がかかるため、夏休み後半には早寝早起きの習慣を心がけましょう。
理由2:宿題をする環境は?
家庭内にはテレビやゲームなどの誘惑があり、それらが視界に入ると集中できない原因になることも。
勉強に関係がないものが机にあると、子どもはどうしても気になって、やる気が続かないことがあります。
まずは机周りをキレイな状態にして、しっかりと宿題ができる環境にしましょう。
静かな環境だったり、適度に音楽がある環境だったり、自分にあった学習環境を考えて整えていくのもオススメです。
理由3:最初の宿題計画がキツかった?
夏休み前半は、やる気にあふれて宿題計画をしていた子どもでも、宿題の量の多さに投げ出してしまうことも多いと思います。
前半は得意なドリルやプリントを終わらせて、後半に苦手な読書感想文や自由研究を残すと、後半は進まないケースが多いようです。
もちろん計画どおりにいかないことはよくあるため、夏休み後半は計画を見直すいい時期です。
後半だからといって、焦ることなく無理ない計画を立て直ししましょう。
宿題が進まない!ママたちのアイデアとは?
宿題をゲーム感覚で取り込んでもらう
高学年になると、宿題が多くて前半で終わらせるなんてことはできなくなりました。そこで少しでも楽しく進めてもらうために、宿題をゲームのモンスターに見立てて、宿題を一つ終わったら一つのモンスターを倒すというようなゲームのポスターを作りました。
すべての宿題を終わらせると、無事にゲームクリアという達成感もあり、毎年子どもに好評のイベントです。(Sさん 子ども9歳 、11歳)
効率的に取り組む順番をサポート
うちの子は2年生ですが、自分で宿題を進めること自体がまだまだむずかしいようです。基本的には自分で進めてもらい、行き詰っていたら、まずは何の宿題が残っているか、どうしたいかを話し合い、進め方をサポートしています。集中力が切れたら、牛乳飲んだり、お菓子をちょっと食べたりしてプチ休憩をとるようにしています。(Mさん 子ども8歳)
宿題のあとはごほうび
うちはやっぱり、宿題の後のごほうびゲームですね。普段は平日は1時間、週末は2時間とゲームする時間は決まっていますが、宿題を終わらせた日はゲームを30分延長してもいいことにしています。(Mさん 子ども9歳 、7歳)
宿題を楽しく進めるオススメグッズ
ちょっとした息抜きに便利なグッズを使って、夏休みの宿題を進めるのもオススメです。見てるだけで楽しい、持っているだけで嬉しいというような文房具がいま増えています。オシャレな文房具や、好きなキャラクターの文房具を取り入れると、いい気分転換になりそうですよね。
たとえば消しゴムクリーナは、宿題の消しゴムのカス掃除のイライラを解消してくれて、ママにもうれしいグッズ。子どもが簡単に使える消しゴムクリーナーもあるので、自分にあったものを探してみてくださいね。
夏休み後半にやっておきたい生活リズムの見直し
夏休み後半は、少しずつ子どもの生活リズムを整えていきましょう。とはいえ、夏休みモードの子どもに急に早寝早起きは難しそうですよね。
まずは朝はカーテンを明けて、朝日を少し浴びてもらうだけでもいいと思います。朝日で体内時計がリセットされれば、生活リズムが整ういい機会になります。まずはゆっくりと、子どもが自分でおきてもらえるようにサポートをしてみてください。
夏休み後半は、暑さも加わり子どもの宿題が進まないとママたちもイライラしてくる頃。毎日一緒にいると子どもとの夏休みは長いように感じますよね。ですが人生の中では、子どもと一緒に過ごす時間は意外と短い時間なのかもしれません。忙しいママにとって夏休みは大変ですが、前向きに貴重な時間と考えて親子で楽しく過ごせていけたらいいですね。
蒔田てっら
webライター