2022.01.20
冬の乾燥やコロナウイルス対策で悩む手荒れ!親子におすすめのハンドケア
厳しい寒さが続いていますが、みなさんは冬の乾燥で手荒れしていませんか?今年は感染症対策のための手洗いやアルコール消毒によって、例年以上に手が荒れている方も多いのではないでしょうか。ママだけではなく、外出する機会の多い子どもにとっても冬の手荒れは要注意です。
そこで今回は、親子で取り組みたい手荒れ対策についてご紹介します。
手荒れの悪化の原因
冬は気温が下がり、空気中に含まれる水分が少なくなるため、乾燥している日が多い季節です。また今年は特に、コロナウイルス対策のための手洗いやアルコール消毒の回数が増え、手荒れに悩む方も少なくないようです。加えて毎日の食器洗いや洗濯、お風呂掃除などママ達が水仕事する機会は多く、手荒れの大きな原因となっています。この手荒れやあかぎれが悪化すると、手湿疹になる場合があり要注意です。
かゆみやひび割れといった症状の手湿疹にまで悪化すると、保湿剤では治すことが難しくなるため皮膚科の受診が必要になる場合も。
手荒れは放置せずに、できるだけ早めのケアを心がけましょう。
特に注意したい子どもの手荒れ
子どもは大人に比べて、肌のうるおいを保つ皮脂の分泌が少ないため、乾燥肌になりやすいといわれています。学校やお出かけ先での手洗いやアルコール消毒により、手肌への刺激が多くなり炎症を起こす子どもが増えているようです。子どもの手荒れをそのまま放置していると、かゆみや湿疹などが悪化してしまうケースも。また手の傷口から菌やウイルスなどが入りやすくなるリスクも考えられます。
できるだけ早く手荒れの程度に合わせて、保湿やかゆみ止めなどの対策をしましょう。
おすすめ3つの対策
手洗いの見直し
コロナウイルス感染症対策により、子どもが手を洗う回数は増えていますよね。
手洗いはとても効果的な感染予防対策ですが、そもそも子どもは正しく手洗いができているのでしょうか?
たとえばせっけんの洗い残しがあると、手荒れの原因になる場合があります。
子どもは手を洗うことはできていても、しっかり洗い流すところを見落としているのかもしれません。
また手洗い後にしっかり拭かず、濡れたままの手を放置しているとウイルスがつきやすいだけでなく、手の水分まで蒸発し、乾燥してしまいます。
手洗いの後は、洗い流し、清潔なタオルで水分をしっかりと拭き取ることが、手を乾燥させない大事なポイントです。
手洗い、洗い流し、タオルで拭くところまでの手順を、親子で一緒におさらいしてみてはいかがでしょうか。
手洗い、アルコール消毒後は保湿
手洗いやアルコール消毒後には、ハンドクリームや薬用ハンドジェルを使って手を保湿をしましょう。
入浴後や水仕事の後、就寝時にも、こまめにハンドクリームを塗ることが大切です。
ハンドクリームは、外出用にカバンの中や家用に洗面台や寝室に常備して、思いついたらいつでもケアできる状態にしておけるといいですね。
ハンドクリームを塗る際は、少し多めにしっかりと手に塗り、ゴシゴシと刷り込まずに優しくたっぷりと手首まで塗るのがポイント。
また寝る前にはハンドクリームを手に塗り、その上から手袋をすると効果的なのでおすすめですよ。
親子で使うハンドクリームを
ハンドクリームは一日に何度も使うため、子どもと一緒に使えるものを選んでおくのがおすすめです。
子どもが小さいうちは自分のケアはどうしても後回しになるため、一緒に使えるハンドクリームであれば、子どものケアと同時にママも使うことができます。
無香料でベタベタしない使い心地のハンドクリームであれば、子どもも嫌がらずに使いやすいかもしれませんね。
ハンドクリームは肌を刺激する成分をできるだけ含んでいない、親子に合ったものを使用しましょう。
親子で取り組みたいハンドケア
筆者はもともと少し敏感肌のため、冬は必ず手が荒れてしまいます。感染症対策のアルコール消毒により、最近さらに手荒れしやすくなったと感じました。今年は子どもが手荒れになってしまい、慌ててハンドケアに取り組みました。今では親子で、手洗い後や就寝時の保湿ケアを怠らないように心がけています。こまめに保湿ケアをすれば、手荒れが治る場合もありますし、早めの対策で親子の手荒れを防いでいきましょう。
蒔田てっら
webライター