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子どもの教育費は、いつの時代もママを悩ませる経済的な負担の一つ。家庭学習で使用するドリルや、受験対策などで必要な塾など、子どもにかける教育費は多い状況です。家計を圧迫する部分でもあるので、ママとしては「なんとか教育費を節約できれば…」と感じるものではないでしょうか。実は、意外にも教育費用は工夫次第でカットが可能です。
今回は、教育費のかかる子どもをお持ちのママに向けて、教育費をカットするためのコツをご紹介します。

教育費に関するママの本音

ママを悩ます教育費問題。教育費に関する現状や本音について聞いてみました。

「子どもが低学年のうちは、学校の勉強についていけていたので問題はありませんでした。しかし、4年5年…と学年が上がるにつれ、学校の勉強に遅れ気味に。本人とも話し合い、現在は週に2回、苦手な算数・国語の克服のため塾に通っています。――が、想像以上に塾代が高い！1ヶ月で数万円かかるので、これからさらに苦手な教科が増えたら…と思うと恐ろしいです」（39歳ママ・子ども11歳7歳）

「あまり経済的な余裕がないので、塾や家庭教師は利用せず、なるべく自宅で学習を進めています。子どもの学年に合うドリルを購入して進めさせているのですが、ドリルは1冊数百円もするわりに、ページ数が少なかったり、問題数が少なかったりして、すぐに使い切ってしまいます。頻繁に買い足すので、正直ドリル代だけでも結構な支出です…」（41歳ママ・子ども8歳）

教育費に関するママの本音を聞いてみると、やはり「負担が大きい」といった声が非常に多かったです。
子どもがいる以上、まったく他人ごとではない教育費問題。少しでも経済的な負担を軽減するためにはどうしたらいいのでしょうか。

ドリルはネット上でダウンロードする

自宅学習で必要なドリル。実は、ネット上でダウンロードできるのをご存じですか。
サイトによっては、無料でダウンロードできるものもあります。小学生向け、中学生向けなど、学年や年齢別に適したドリルをダウンロードできるので、買い足す必要がありません。
ネット上でダウンロードしたドリルは、プリントアウトして使うこともできますが、我が家ではipadにダウンロードしています。PDF形式なら、そのまま画面に書き込めるのでとても手軽です。
また、プリントアウトするとコピー用紙代ももったいない…というママもいるのではないでしょうか。そんなときには、スマホやタブレットにダウンロードするスタイルで試してみてくださいね。

YouTubeの教育動画を活用

教科書だけではわからないこと、問題集だけでは理解が難しい部分などが出てくることもありますよね。そのようなときには、YouTubeの動画を活用してみてください。
小学1年生向けに算数や時計の読み方を教えている動画や、高校生向けに難しい内容を楽しく解説する動画などがあります。
YouTubeは基本無料で利用できるので、一切お金をかけずに家庭学習をすすめられます。淡々とドリルをこなすのではなく、問題の解説も欲しいというときには便利です。

プログラミング学習は無料サービスを使う

近年注目を集めているプログラミング学習。小学校でのプログラミング学習が始まり、多くのママが「プログラミング教室に通わせるべき？」と悩んでいます。
しかし、最近では、「Scratch(スクラッチ)」のような、無料でプログラミングを学べるサービスが多数登場。お金をかけずにプログラミングの考え方を学べるうえに、ゲーム感覚で楽しく進められます。
小学校低学年からでも利用できるサービスが多く、「早めに慣れておきたい」という子どもにもピッタリです。ちなみに、筆者の家でも、1年生の娘が使っていますが、直感で操作できるので問題なく使用できています。

オンライン学習サービスの利用

「無料の教育サービスでは物足りない」「もう少し踏み込んだ教育を実施したい」という場合には、オンライン学習サービスをおすすめします。
有料のサービスが多いですが、教育関係者等が対応しているので、サービスの質はとても高いです。しかし、費用は塾に通うよりも安価に済むことが多く、コストパフォーマンスは抜群といえます。たとえば、小学生の学習で利用できる「スタディサプリ」は月額わずか2,178円。塾に通うと倍以上はかかるので、家計にやさしいといえますね。

教育費用は便利なサービスを活用して節約を

家計の負担となる教育費用。ママとしては、頭を抱える問題であると思います。しかし、最近は無料・安価で利用できる学習サービスが多く、教育費用はカットしやすい時代です。
教育費に不安を感じているママは、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしながら、我が子に合ったサービスを利用してみてはいかがでしょうか。