もうすぐ入園のシーズン。幼稚園や保育園だけでなく「プレ」幼稚園も入園のシーズンになります。意外と情報が少ないプレですが、こちらも事前の準備は重要。また、幼稚園同様にプレ幼稚園も新型コロナウイルス感染症の影響を受けています。入園式ってあるの？入園式の服装は？など気になる情報をまとめました。

プレ幼稚園の入園前に準備することがおすすめなものとは？

プレ幼稚園も持ち物を準備することが必要です。基本的に幼稚園同様に園から支給がありますが、それ以外の過程で準備しておくものがいくつかあります。まずはプレ幼稚園入園前で準備すべきものをご紹介します。

名前つけ
普通の幼稚園と同じように園からクレヨンや画用紙、粘度いれなどが支給されます。そうすると前つけは必須。クレヨン1本1本に名前を付けるのはとてもめんどう。筆者は、双子であるためこの名付けが1番苦労しました。なので、名前つけシールやテプラなど名前を付けるためのものがあると便利です。

予備の洋服
プレ幼稚園でも着替えは必要です。ズボンと上の服、下着と靴下まで一式用意しましょう。おむつの場合は名前を書く必要もあります。
パンツデビューしている子はパンツも2枚くらいあると安心です。これらもすべて用意したら名前を書くことが必要です。

幼稚園でも使うものたち
上履きや上履き入れ、レッスンバッグもプレ幼稚園では必要となります。そのまま幼稚園に通うのであれば幼稚園でも使うことを想定して準備しておくとあとで楽になります。こちらも名前つけが必須です。ほかのもののようにシールや手書きで書くことが難しく、ワッペンなどに頼る必要が出てきます。こちらをまず準備しておくことがおすすめです。

プレ入園前にやっておいてよかったこと

ここからは、プレ入園前にやっておいてよかったことをご紹介します。

1人である程度のことはできるようにした
今までは、親1人に対して子が1人あるいは2人と、子どもに何か頼まれたときにはすぐに対応できていました。しかし、プレ幼稚園では子どもの人数に対して少ない人数となるため、ある程度自分のことは自分でできると子どもにも負担なく園生活が進められるでしょう。
普段の生活から1人でできるようにしたのが水筒を開けること。コロナで飲食ができなくなったものの水分補給は必須です。そのため、1人で水筒を開けて水分を摂り、水筒を締められるように教えました。また、冬場は上着を自分で着る、脱ぐ、上着をかけるところに自分でかけるを練習しました。
 
実際にプレ幼稚園入園後も自分が水分を補給したいときに先生に頼まずに水筒を開け締めできることは人見知りで人に話しかけることが苦手な我が子にとっては、安心要素につながったようです。

カバンを背負う練習をした
普段荷物を持つ習慣がない子にとってはいきなりカバンを背負って登園するということが負担になります。なので、我が子もカバンを背負うという練習をしました。我が家は徒歩10分程度の範囲に幼稚園があったのでまずは家から徒歩5分の公園まで1人で背負うなどして徐々に荷物をいれたり距離を延ばしたりしました。入園3か月前にはカバンを持ってもすぐにおろしたり、歩けなくなっていましたが練習を繰り返し入園初日には、水筒の入ったカバンを持って徒歩10分の園まで歩ききることができました。

プレ入園式は新型コロナウイルスの影響でどうなった？

プレ幼稚園にも入園式があります。幼稚園の入園式も縮小傾向なところが多いですが、プレ幼稚園についても縮小しているところが多いです。
本来であればいろいろな出席者がお話ししたり幼稚園生がお歌を歌ったりしてくれるところもあるようですがそういったことが一切なく、軽いお話しと呼名で終わるところがほとんどのようです。保護者もどちらか1人しか入れないので動画や写真を撮って残しておきましょう。

初めてのマスクに戸惑う子も
プレ入園式の時点ではまだ2歳の子が多く、マスクをしなくても良いので、これまでマスクをさせたことがないという状態で入園式を迎える家庭も多くいます。これも園によりますが、2歳でも集団の場に行くのでマスクの着用をお願いするところが最近は増えています。
子どもはただでさえ、知らない大人や子どもが多くいるところに行って座っていなければならないのでぐずることもあります。
それに加えてマスクをしなければならないとなればなおさらぐずってしまうことも。ぐずるのは想定内と考えて短時間だけマスクをつけてもらう、ぐずったら一旦退室するなど対応してみましょう。子どものお友達もマスクに慣れずにぐずっていましたが、我が子を含む周りにマスクをしている子どもを見つけると徐々にマスクをつけられるようになりました。

プレ幼稚園入園式、ママと子どもの服装は？

プレ幼稚園の入園式の場合多くの園で、ママも子どもも普段と同じ服装でOKと通達されます。しかし、いざ入園式当日になるとみんなフォーマルな格好で来ており、カジュアルな服装で来たことに後悔した……と感じていたママもいました。カジュアルすぎずに少しおしゃれな格好にしておくと間違いないでしょう。我が家も子どもはシャツとプリーツスカート、親も普段着ているシャツとジャケットで出席しました。

早めに入園準備をして余裕をもって当日を

筆者は入園準備を後回しにしていたので前日に用意できていないものが出てきて焦りました。しかし、子どもの準備をしていたことによって子どもは落ち着いて入園当日を迎え、その後の生活も楽しく過ごせていました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、プレ入園も方針が変わりやすいです。物の準備も子どもの準備も早めにして心に余裕をもって当日迎えましょう！