2022.04.25
ママにはありがたい!?(保育園、幼稚園)での習い事のメリットとデメリットとは?
近年幼稚園や保育園など園の中の課外活動の一環として習い事をしてくれるところが増えてきており、園のアピールポイントのひとつにもなっています。
この園での習い事、専業主婦ママだけでなくワーママにとっても活用しやすいものなのです。今回は、園での習い事のメリットとデメリットについてご紹介します。
園での習い事ってどんなものがあるの?
今回、さまざまな園の習い事事情を調査してみました。その結果、園でここ数年主に行われている傾向にあるのはこんな習い事です。
園のカリキュラムに組み込まれている習い事
体操、英語、プールなど園の教育にそもそも組み込まれていて、外部から先生を雇っているものについては、そのまま、先生が習い事として保育終了後に教えてくれます。特に近年では小学校から英語が始まった影響もあり英語が高い人気となっているようです。
園という施設を借りればできる習い事
公文、学研といった大手の学習塾から、ピアノ、ダンス、そろばん、サッカーなど園の施設を活用してできる習い事を、外から先生が入ってきて教えてくれます。園庭が広いところではサッカーなどのスポーツ系、体育館のような広いホールがあるところではダンスといった普段の園生活あるいは公園などで思いっきりできないような習い事が人気な傾向にあります。
公文や学研といった学習系は机といすがあればできるため、取り入れている園も多いようです。
最近は人気?こんな習い事も
時代の背景や保護者の要望など、その地域のニーズを活かして行う習い事も増えてきています。たとえば、チアリーディング、琴、茶道、日本舞踊、造形教室、バイオリンなど、近年習い事もどんどん増えてきています。この習い事をさせたい!という理由が園選びのきっかけにつながることもあるようです。
ワーママでも活用できる?園で習い事をするメリットは?
園での習い事は実はワーママにとってメリットがたくさんあります。ここでは、園で習い事をするメリットをご紹介します。
園に預ける時間が長くなる
だいたいの習い事は、保育終了後から1時間程度習い事をしてくれます。
特に最近はワーママの勤務終了時間に併せて習い事の終了時間を設定してくれるところも増えているようです。
つまりママが仕事を終わるまで延長保育をせずに預けることができるのです。
また、延長保育を使った場合も習い事にいる時間はカウントされないことが多く、延長保育代の節約にもなるでしょう。
習い事のための送迎が不要
ワーママが習い事に挙げる課題のひとつが送迎。園での習い事であれば送迎は園に行くだけなので、習い事のためにわざわざ送迎をする必要がありません。送迎せずに習い事ができるというだけでもママにとっては大きな負担軽減になるのではないでしょうか。
習い事が手軽にできる
ワーママは平日に習い事をするのが難しいといえます。そうすると、土日などの枠を活用する方が多いのですが、土日の習い事枠も定員になっていて入りにくいところが多いです。習い事によっては平日しかやっていないものもあります。
園での習い事を活用すれば平日に気軽に習い事ができますし、休日は家族で過ごすおうち時間も確保できるのです。
他の習い事に比べて安い
園での習い事は月謝が非常に安いのも魅力のひとつ。例えば園で英語の習い事をするとなるとネイティブスピーカーの先生が入っても5,000円以内でできるところが多いです。一方、外の習い事でネイティブスピーカーの先生が入れば1万円程月謝でかかってしまうことも。
園という施設や縁の先生を活用しているということもあり、安い価格でレッスンを受けられるのです。
園で習い事をするデメリットは?
メリットがたくさんある園での習い事ですが、デメリットももちろんあります。ここからは園で習い事をするデメリットについてご紹介します。
好きな習い事ができない
園で習い事をさせよう!と思っても園に入ってみたらやりたかった習い事がないことも。このことから近年習い事も園選択のひとつになっているのです。また、園での習い事の対象年齢は、安全面なども考慮して一般の習い事よりも高い年齢で設定されています。
たとえば、近所の体操教室なら年少からできるのに幼稚園の体操教室は年中にならないとできないという年齢制限にもやもやしてしまうかもしれません。
園が休みになると習い事も休みになる
幼稚園では夏春冬といった長期休暇もあります。最近ではコロナなどで休園になると習い事も休みになってしまいます。お稽古事はやはりコンスタントに継続していくことで身につけていくものです。習い事がコンスタントに継続できないということもデメリットに感じるかもしれません。
卒園したらできなくなるところも
習い事によっては卒園したら習い事も卒業になることもあります。また、卒園児には習い事は続けられても小学校1~2年生という低学年のうちに卒業しなければならないところも多いです。慣れ親しんだ習い事を本人の意思と反して終わってしまうという点もデメリットといえるでしょう。
園での習い事はこんな子におすすめ!
園での習い事にも向き不向きがあります。園での習い事に向いているのはどんな子なのでしょうか。
園が大好きな子
園が大好きで、家よりも園に行きたいという子は園での習い事が向いているといえます。変わらない大好きな環境で、知っているお友達ばかりと一緒に受けるレッスンは子どもにとっても居心地がよいでしょう。たまに担任の先生も見学にくることもあり、子どものモチベーションもアップするかもしれません。そもそも園への行き渋りがあったり、園にいることが苦痛だったりする子には不向きかもしれません。
いろんなことにチャレンジしたい子
先ほどもお話ししたように園での習い事は施設費などがかからないため比較的リーズナブルな値段でできます。好奇心旺盛でいろいろな習い事をしてみたいという子には経済的な負担が少なくいろいろとさせてあげられるため、おすすめです。
人とのコミュニケーションが好きな子
園での習い事は一般の習い事よりも子どもの数が多いです。例えば一般的な英語教室は1クラスの子ども人数は5名程度。ですが、園での習い事は申し込んだ多くの子どもを見るため、10~15名くらいのことも。そのため子ども同士で交流させる機会を与えるレッスンも多いです。
子ども同士のコミュニケーションが取れる、コミュニケーションを摂るのが好きという子にはおすすめです。
ワーママでも習い事をさせたいならば園での習い事を活用しよう
ワーママは送り迎えや、習い事をする日時などさまざまな問題から子どもにやらせたくても習い事をさせてあげられないという人もいます。
園での習い事ならば、親子で負担なく習い事をさせてあげられるといえます。子どもに習い事をさせたいとお考えでしたらぜひ一度、検討してみてはいかがでしょうか
ふう
双子ママ看護師