子どもが大きくなるにつれて、「手がかからなくなったな」と思うママは多いと思います。
しかし、小学校にあがると宿題を確認したり、音読カードにサインしたり…。と、園に通っていた頃よりも手間が増えた！と感じているママも少なくありません。
そこで、今回は小学校にありがちな面倒なアレコレを簡単に済ませるためのワザをご紹介します。

小学校にあがって手間が増えた？ママたちにリアルな本音を聞いてみた

「もともと、年長さんになった頃からほとんど自分のことは自分でできるようになり、私にも余裕が出てきました。小学校にあがったら、もっとラクになるだろうな～～なんて思っていたのですが意外と真逆！子ども自身に手間がかかることはないのですが、次の日の用意を一緒に準備したり、毎日配布される書類に目を通したりと、やることが多すぎます。
そのうえ、突然「授業で使うから野菜の苗を来週までに用意して」といった通知藻届くことがあり、急遽買い物へ行かなければならないこともあります。
想像していたような「余裕のある小学校生活」とは異なり、けっこう親はバタバタするなぁ･･･という印象です」（38歳ママ・子ども7歳4歳）

「フルタイムで働いているので、子どもを学童に迎えに行き、帰宅する頃はすでに18時半。それから、子どもの宿題を確認して、音読を聞いて、明日の準備をして…とやっているうちに19時をまわってしまいます。
子どもが一人でできるようになれば、その間に夕飯やお風呂の支度などができるのですが、なかなかそうもいかず…。急いでお風呂に入り、ご飯を食べ終わると時間はもう20時半を過ぎているので、親子ともにあまりゆっくりしている時間がありません。
その分、休日はなるべくのんびり過ごすようにしていますが、平日は毎日が時間との戦いのようになっています」（41歳ママ・子ども7歳）

我が子が小学校にあがったら、想像していたような余裕がなかったというママの声が多くあがっていました。
実は、筆者もその一人。「小学校にあがったら自分の時間が増えそう」「もう少し夕方はゆったり過ごせるようになるかな」と期待していたのですが、全くの真逆。
帰ってきたら子どもの宿題を見て、連絡帳の内容を確認して、明日の時間割を見ながら教科書をランドセルに準備して…と目の回るような忙しさでした。
現在は我が子が2年生になり、ある程度自分のことは自分でこなせるようになりましたが、まだまだやることは多いのが現状です。
そんな毎日の手間を少しでも軽減できれば、と考えたのが以下の対策です。

音読のサインは「スタンプ」で

毎日の宿題となる「音読」。音読カードには、保護者がきちんと聞いたことを示すためのサイン欄があります。毎回ペンで名前を書くのは面倒ですが、「保護者のサイン」は、小学校でとくに規定がなければスタンプで済ませることが可能です。
わざわざボールペンを用意して名字を書くのとは異なり、スタンプなら一瞬でサインが完了します。時短になるうえに、テーブルなどに移動して記入する必要もありません！手の平に書類を置いて、そのままスタンプでポンと押せばいいだけなので便利です。

小学校のおたよりは「撮影」して保存

小学校から毎日配布されるおたよりは、とりあえずスマホで撮影しておき、後で空いた時間にまとめて確認しておくことがおすすめです。
スマホで撮影したらそのままプリントは処分できるので、場所もとりません。最近では、書類を撮影したらそのままデジタル化できるアプリも増えているので、使い勝手の良いアプリやツールを使うのもおすすめです。

持ち物は「学校コーナー」に全てまとめる

教科書や文房具、帽子、体操着など、学校で必要なものはすべて一か所にまとめておくのがおすすめです。
子ども部屋の一角などに「学校コーナー」を設け、そこにすべてまとめておくことで、子どもも一人で準備を進めやすくなります。部屋の中をあちらこちらへ移動せず、すべて一か所で準備が完結すれば、時短にもつながりますよね。
また、毎日の持ち物や月曜日の持ち物などを、リスト化して学校コーナーに置いておくと忘れ物も防げます。

持ち物への名前記入は「記名スタンプ」が便利

基本的に小学校で使うものはすべて記名が必要です。文房具や衣類、靴にいたるまで、きちんと名前を書かなければなりません。とはいえ、新調するたびに名前を書くのは面倒なところ。そんなママのお悩みを解消してくれるのが記名スタンプです。布やプラスチックなどあらゆる素材に対応しているので、一つ持っておくと手間の軽減につながります。
また、最近ではちょっとしたイラストつきの記名スタンプや、フレームで名前をかこった記名スタンプなど、おしゃれなものが増えています。「せっかくだからかわいいスタンプを使ってあげたい」というママは、デザインにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

小学生になると「ママのやること」も増える

子どもが小学生になると、子ども自身はもちろんのこと、ママの負担も増えがちです。しかし、ちょっとした工夫や、便利グッズの活用で手間はぐっと軽減できます。やることが多くて大変！とお悩みのママは、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。