2022.08.24
<幼稚園>双子でクラスが違っても大丈夫?別クラスのメリットとデメリットは?
公立小学校であれば、よほどの待遇がない限り、双子は違うクラスになることがほとんど。それに備えて最近では幼稚園から双子のクラスを別にするところが増えてきています。現在、我が家の双子が別々のクラスで生活して早3ヶ月。母から見た、別クラスのメリットとデメリットをご紹介します。
双子が別クラスは最近増えている
一昔前までは、園の生活に慣れるまであるいは子どもの心理的な負担を考慮してという理由で、双子は同じクラスに配置されることが多かったそうです。
しかし、近年では、小学校のスタートをスムーズに切れるようにという理由から、クラス数に余裕があればあえて双子のクラスを離すというところが増えているようです。我が家の双子も学区の小学校が双子を別クラスにするという方針に配慮して、幼稚園から別クラスとなっています。
双子が別々のクラスになるメリット
双子が別々のクラスになることでどんなメリットがあるのか、ここでは親の目線からに加えて、双子の目線からもそのメリットをご紹介します。
親目線で感じたメリット
双子が別のクラスになったことで親が感じたメリットは2つあります。1つはママ友が増えたということ。両方のクラスにお友達ができるので、ママ友はものすごく増えました。ママ友付き合いが苦手という方にとってはメリットに感じないかもしれません。
しかし、私自身はママ友が増えたことで地域の子育て情報をシェアできたり、幼稚園が休みの日に子ども同士で遊ばせられたりというのが手軽にできるようになったためメリットと感じています。
もう1つは両方のクラスを見られるので、それぞれのクラスの良いとこどりができるということ。我が子の幼稚園は基本のカリキュラムはあるものの担任の先生の個性によって園での活動内容が大きく変わってきます。ですので、1人のクラスでやっていてよさそうな教育は家でも実践するなど、それぞれのクラスを見比べていいところを積極的に取り入れるようにしています。
おかげで、視野が広くなり子どもにもさまざまな経験をさせてあげられていると感じています。
双子が別々のクラスになったことで子どもが感じたメリット
子どもに別々のクラスになってよかったと思うことは?と聞くと、3つのメリットがあったようです。
1つ目はやはり、「お友達がたくさん増えた」ということ。双子の相方のクラスの子にも認知してもらっているので友達がやはり多いです。
一歩クラスの外に出ればたくさんのお友達に話しかけてもらえるので、それがとてもうれしいようです。子どもにとっても友達が多いということはメリットになっているようです。
2つ目は「知っている先生も多く、いろいろな先生からも気に留めてもらえる」ことです。
お互いの担任の先生が、双子のことをそれぞれ把握してくれているのはもちろん、補助の先生からも何かと気を使って声をかけてもらえるそうです。
3つ目は少し離れたことで相手のありがたみが分かるようです。
今まではべったり毎日一緒にいてほぼ、以心伝心だった双子。別々のクラスになり一から自分の力で友達を作らなければならないという状況になったことで、何も話さなくても伝わる、気を使わない双子の存在の大きさをさらに実感したそうで、今まで以上に仲良しになりました。
双子が別々のクラスになるデメリット
次に双子が別々のクラスになることのデメリットです。まずは母の視点で感じた双子が別々のクラスになるデメリットは、3つあります。
1つ目は、送迎が大変という点。特に現在は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、クラスによって送迎の時間がバラバラになることも。こういった点では同じクラスでいてほしかったなと感じました。
2つ目は荷物を間違えるという点。
クラスによって持ち物が変わるために持つ準備に一苦労。荷物を持たせ間違えたという毛家kンも何度かあります。
3つ目はが面談や授業参観など日程が被るという点。
特に授業参観は2つのクラスを行ったり来たりしなければならないので落ち着いてみていられずかなり大変です。
双子でなくても兄弟児のママでもあるあるかもしれません。しかし、双子の場合は同い年のためどちらかを優先にすることができないということもあり、2人平等に接するという点で苦労しました。
双子たちからみて、クラスが違うということについてのデメリットは3つ。
1つ目は「母が荷物を間違えていて、相手の荷物が自分の所にあって嫌だった」ということ。
先生がもしも荷物の名前が違う場合には届けてくれるのですが、使うタイミングで届けてもらえなかったり、似た荷物が2つあって友達に指摘されるのが嫌だったりするようです。
2つ目は「双子の相方に仲が良い子ができているのを見るとヤキモチをやく」ということ。
実際に双子の相方がほかの子と仲良くしているのが嫌で、大泣きしていたことも何度かあったそうです。
3つ目は双子あるあるかもしれませんが、「相手のクラスの子に相方と間違えられる」のが嫌ということ。
二卵性なので親から見れば似ていないように見えるのですがやはり他人から見れば似ているようです。さらに制服を着ると、ほとんど同じに見えるようで髪型を変えても間違われることがたびたびあるようです。特にクラスが違うため、相手のクラスの自分は知らない子から間違われるとどうやって伝えればいいかが分からず悩んでしまうとのこと。
双子たちなりにもいろいろ悩みながら園生活を送っているようです。
別クラスでも問題なく楽しく過ごせる!
プレ幼稚園のときには同じクラスだった2人。やはり同じクラスだと2人で遊びがちになったり相方がなった友達をとってしまったりと本人たちの中で小さな不満があったよう。
また、同じクラスの方が子どもよりも先生に間違えられることが多く、大人に間違われる方が嫌だったらしいです。
親側は、別クラスの方が大変と感じているし、本人たちも別クラスの方が負担になっていると思っていたが子どもにとっては別クラスでよかったようです。親としては同じクラスのほうが良いのではないかなと入学するまでは思っていましたが本人たちは別クラスでも問題なく過ごせています。
幼稚園選びのとき、あるいは進級のクラス替えなどで双子が別クラスになることで悩んでいるママがいたらぜひこの記事を参考にしてみてください。

ふう
双子ママ看護師