2021.02.09
1年の食費を4割カット!?ふるさと納税での食費節約のコツ
家計の中でも大きな割合を占める「食費」。もっとカットできたらいいのに…と感じる方は多いものです。特に、食べ盛りの子どもを持つママや、家族みんながたくさん食べる家庭であれば、なお食費の負担は大きくなるでしょう。そんなとき、家計の味方となってくれるのが「ふるさと納税」です。
そこで、今回は1年の食費を大幅にカットした筆者が、ふるさと納税での効果的な食費節約術をご紹介します。
大量のお肉を返礼品としている自治体へ寄付
筆者が毎年必ずふるさと納税の返礼品として選んでいるのが「肉類」です。
我が家は子どもが大のお肉好き。中でも、豚バラ肉やしゃぶしゃぶ肉、鶏肉など、適度な脂身が乗ったお肉が大好物です。しかし、豚小間肉と比べるとやや高めなのがネック…。そんなときに助かるのが、ふるさと納税の返礼品です。自治体によっては大量のお肉を返礼品としているところがあります。もちろん、豚バラ肉やしゃぶしゃぶ肉、鶏肉などバリエーションも豊か。我が家は、4kgの鶏肉の返礼品を求めて、佐賀県にある自治体に1万円を寄付していますし、14,000円の寄付に対して3kgの豚肉を返礼品として設定している宮崎県の自治体にも毎年寄付をしています。
質が良く、とっても美味しいお肉が返礼品として手に入りますので、我が家の定番です。
外食を減らすために「加工食品」も選ぶ
ふるさと納税では、加工食品も多く返礼品として設定されています。
「今日は作るのが面倒…」というとき、ついつい外食してしまいがちなのではないでしょうか。しかし、加工食品を家にストックしておけば、「作るのが面倒くさい」という理由での外食を減らすことができるでしょう。ふるさと納税の返礼品として設定されている加工食品を見てみると「ラーメン」「鍋」「ウインナー」「餃子」「唐揚げ」など種類豊富です。「鍋に入れて加熱するだけ」「フライパンで火を通すだけ」など、簡単に食卓に出せる加工食品がたくさんあります。「食事を作りたくない!」というときに備えておけば、外食の出費を減らしやすくなるでしょう。
お米はふるさと納税がお得
食費の中でも大きな割合を占める食品といえるのが「お米」ではないでしょうか。毎日食べるものですから、「お米代が高い…」と悩むママは多いです。
そんなとき、ふるさと納税を検討するものですが、ふるさと納税でもらえるお米は、単純に節税になるだけではありません。お米の産地である自治体であれば、返礼品として送っているお米は上質なものばかり。スーパーではなかなか目にしないような、ブランドお米が手に入ることも多いのです。
そのうえ、安い寄付金額でたっぷりのお米を送ってもらえます。実際、茨城県のとある自治体では、16,000円の寄付に対しなんと20kgのお米を返礼品として設定しています。
上記の通り、定期的に購入するお米は、スーパーで購入するよりもふるさと納税の返礼品として受け取った方が安価に済むケースが多いです。
普段のおやつもふるさと納税でまかなえる!
毎日食べる子どものおやつは、ふるさと納税でまかなうことができます。
例えば、1万円の寄付でさまざまな種類の焼き菓子がセットになった返礼品や、5,000円の寄付でビッグなシュークリーム6個がセットになった返礼品など、自治体特有のお菓子を楽しめるのです。また、近所のスーパーでは目にしないような、珍しいお菓子が並んでいるのも魅力。マンネリ化しがちなおやつですが、ふるさと納税を活用すればおうち時間の癒しにもなるでしょう。
ちなみに、筆者の家では、いろいろな自治体をチェックし、返礼品として設定されている特産品のお菓子を選んでいます。その土地でしか食べられないようなお菓子を自宅で食べることが些細な楽しみでもあるので、子供と一緒にワクワクしながら到着を待っています。
こまめにおやつを買うよりも、ふるさと納税でまかなったほうがお得&美味しいのでおすすめです。
ふるさと納税は食費カットに大助かり!
「ふるさと納税は家計の味方」と、知ってはいるもののまだ始めていない…というママは多いのではないでしょうか。
ふるさと納税が初めての方にとって、いざ返礼品を選んだりするのはハードルが高く感じるでしょう。しかし、ふるさと納税は「通販感覚」で楽しめるのが魅力。難しい工程は何もありません。
家計の味方となるふるさと納税は、「食費」に大きなメリットがあります。
「食費をもっと安くできれば…」と思っている方は、ぜひふるさと納税を活用してみてください。
粕谷麻衣
フリーライター、記者