2021.12.20
冬休みの過ごし方!テレビ、ゲームをやめて子どもと「昔のあそび」を楽しもう
今年の冬休みは帰省もしづらいし、うちで子どもがダラダラ過ごすのではと心配するママも多いのではないでしょうか。
長期の休みでテレビやゲームの時間が長くなると、生活のリズムが崩れてしまうかもしれませんよね。
そんな時には昔なつかしいあそびで、気分転換をしてみてはいかがでしょうか?
この記事では、健康的で楽しい昔のあそびのメリットや遊び方を紹介します。
昔のあそびを楽しむメリット
昔のあそびは、昔から受け継がれてきた遊びのことです。伝承遊びともいわれ、時代を超えて人気の鬼ごっこや、コマやけん玉などパパママが子どもの頃に遊んだなつかしいおもちゃなどがあります。外あそびでは複数人で遊ぶものが多いため、ルールなどの話し合いが必要になり、遊びながら考える力と工夫がふくらんでいきます。
また手先の器用さが必要なコマや折り紙などは、集中力を高める効果があり、夢中になって楽める遊びが多いのも特徴です。
親子でチャレンジ昔のあそび<室内編>
コマ回し
コマ回しは、お正月の遊びとしても知られ、基本的にはコマにひもを巻きつけて引いて回します。
コマの軸をひねって遊ぶこともでき、相手のコマにぶつけたり、すくったりと遊び方はさまざま。
コマを長く回すには繰り返し練習が必要なので、最初は子どもが諦めずできるようにパパママはサポートを心がけましょう。
けん玉
けん玉は、剣と穴のあいた玉を糸で結んだおもちゃで、剣先や皿で玉を受ける遊びです。けん玉のコツは、玉を静止させることと、引き上げる際にひざを曲げること。ひざでリズムをとることが大切な遊びなので、バランス感覚を養ういいトレーニングにもなります。
折り紙
折り紙は、紙を折って花や動物などの形をつくる伝承あそびです。
指先を使って、紙を色々な方向に折るため、細かい作業が必要です。
作業を繰り返し行うことで指先が慣れて、自分なりに工夫するようになり、集中力が高まっていきます。
折り紙のメリットについては「おうち時間を楽しむ「折り紙」!メリットやオススメの工作をご紹介!」記事も参考にしてみてください。
親子でチャレンジ昔のあそび<屋外編>
鬼ごっこ
子どもの遊びにかかせないのが、つかまえて遊ぶ鬼ごっこです。
鬼ごっこは全身の筋肉を使う運動なので、基礎体力の向上に繋がるのがメリットです。
刑事チームが泥棒チームを捕まえるチーム対戦型の鬼ごっこのケイドロや、鬼が振り向く前に動きを止める、だるまさんが転んだは今でも根強い人気。
鬼ごっこは、遊びながら子どもたちが工夫して、新しい遊び方が生まれていく遊びでもあります。
草花あそび
草花遊びは、身近にある草花おもちゃを作る遊びです。
道端にタンポポやナズナが生えていたら、草花あそびのチャンスです。
タンポポで花輪を作ったり、葉っぱで草舟をつくったり、遊び方はさまざま。
草花あそびを通して、自然との触れ合いを楽しむことの大切も知ることができます。
凧
風を利用して空高く揚がる凧は、お正月にも人気の遊びです。凧あげは、電線や高い木がない広い場所で、風量がある日を選びましょう。
親子で天候や安全な場所など、あらかじめ話し合って進めるのがポイントです。
コツを掴むまで難しい遊びですが、凧が空へと舞い上がれば、親子で夢中になって楽しむことができます。
簡単に昔のあそびを楽しむ2つのヒント
リサイクル工作
昔のあそびに使う道具の中には、自分で作ることができるものがあります。たとえば、ペットボトルのフタの真ん中につまようじを通せば、コマの完成です。簡単に作ることができて、よく回るのでチャレンジしてみてください。
その他にも、ダンボールや牛乳パックの底を利用して作る方法もあります。身近なものを使って工夫するのも、昔の遊びを楽しむコツのひとつです。
100円ショップを活用
手軽に昔のあそびを楽しむのに、100円ショップの活用もおすすめです。けん玉や、かるた、凧など昔のあそびグッズを100円で購入することができます。
凧など壊れやすそうなものは、あらかじめテープなどで補強しておくといいでしょう。お店によっては、パパママが昔夢中になって遊んだグッズを発見できるかも。昔のあそびグッズを探しに、100円ショップにおでかけしてみてはいかがでしょうか。
筆者の息子はゲームも好きですが、同じくらい鬼ごっこやコマ回しも大好きです。
最初はおつきあい気分で、コマで対決していたのに、いつの間にか夢中で一緒に遊んでしまいます。
長い冬休みどう過ごそうか、ゲームばかりも…という方に、昔のあそびはおすすめ。
この機会に子供と懐かしい昔あそびを楽しんでみてはいかがでしょうか。
蒔田てっら
webライター