2021.10.21
休日は子どもがゲームばかり…。ママたちが対策した効果的な回避法とは?
休日になると子どもがゲームばかりやっている…と悩むママは少なくありません。「暇だからゲーム」「宿題も全部終わったし、とりあえずゲーム」と言う子どもを抱えているママはいませんか?かく言う我が家の子どもも、暇さえあれば任天堂switchを取り出してくる始末。
今回は、休日は子どもがゲームばかりになってしまう、という家庭に向けて、同じ悩みを抱えていたママたちの回避法をご紹介します。
子どもがゲームばかりでさすがに不安…
休日になると、ゲーム三昧になってしまう我が子に対し、不安を抱えるママは非常に多いです。
土日、外出の予定がないと朝9時ごろからお昼前、お昼後から夕方ごろ…と、食事以外はほぼゲームをしているような状態です。そろそろゲームやめたら?と声をかけても、じゃあ何をしたらいいの?と返される始末。家にいると暇な気持ちもわかるのですが、さすがに1日中のゲームは目にも悪いので心配しています(35歳ママ・子ども8歳4歳)
子どもが友達の家に遊びに行ったり、ときどき家族で外出したりしますが、全く予定がない日も多いのが現状…。そんな日は、子どもが朝からそそくさと任天堂switchを取り出してきて、ソファの上で楽しんでいます。宿題や、月曜日の学校の準備などは全て終わっているので、『ダメ』とも言えず。毎週末になると、別の過ごし方ができないものだろうか、と悩んでいる状況です。(42歳ママ・子ども9歳7歳)
休日とはいえ、毎週予定を入れられるわけではありません。ときには、何も予定がなく、朝から夜まで自宅で過ごす日もありますよね。そのうえ、雨まで降ってしまうと、「ちょっと近所へ散歩」も難しくなるもの。さらに家にこもりがちになってしまいます。そんなとき、一体どのように休日を過ごしたらいいのでしょうか。
ドリル1ページにつきゲーム20分許可制に
筆者の家では、子どものゲームと勉強のバランスを整えるため、ドリルの進み具合に応じて、ゲームの使用許可時間を設けました。
もちろん、「得意分野」「不得意分野」ごとに、ゲームの許可時間も変動。我が家の場合、子どもは算数が苦手なので、「算数のドリルを1ページ進めたら、ゲーム20分OK」「漢字ドリル1ページ進めたらゲーム10分」というルールにしました。
ドリルを進めることでやっとゲームができる、というシステムなので、「ゲームがだめなら何をしたらいいのかわからない」と、時間を持て余してしまうこともありません。
部活動・クラブへの入部
筆者の周りでは、ゲームから遠ざける対策として部活や学校のクラブへの入部を進めたという声も上がっています。
「休日だからといって常に親が子どもにかまってあげられるわけではない」「働いているから土日まで全力で子どもと過ごすのはキツイ」というママにとって、部活やクラブへの入部は、無理なくゲームと距離を取ることができる選択肢でしょう。
スポーツ系であれば、体を動かしつつ、ゲームと距離が置けるので健康そのものですね。
ゲームの進め方について計画を立てる
とあるママは、ちょっぴり変わった対策として、「ゲームの進め方を計画する」という意見がありました。
こちらのママは、子どもが「マインクラフト(ブロックで世界を作ったり、冒険したりするゲーム)」に熱中しているそう。やめるタイミングが掴みにくいゲームでもあることから、没頭すると数時間もプレイしてしまようです。
そこで、「ゲームの中で何を作りたいか」「効率よく素材を入手するにはどう進めればいいのか」などを、スケッチブックなどでプランニングすることをスタートしました。
絵や文章を使って計画を立てて、実際にゲーム内出実現してみる…という、意外にも「PDCAサイクル」の体験にもつながっている点が魅力です。
単純にゲームで遊ぶだけではなく、前もって計画を立てるという体験もでき、子どもも楽しんでいるようです。
ゲームの代わりにプログラミング学習
暇さえあれなゲームに手が伸びるという子どもに悩んでいるママ。楽しく学べるようなコンテンツはないかと、インターネット上でリサーチしていたところ、パソコンで気軽に体験できるアプリを発見しました。普段楽しんでいるゲームよりも、プログラミングアプリのほうが学習要素があるから…と、子どもに進めてみることにしたのだそうです。その結果、子どもはプログラミングにも興味を示したのだとか。
現在は、ゲームのプレイ時間の何割かを、プログラミングアプリに移動させているそうです。
近年は子どもがゲームに頼りがち
コロナ禍もあり、積極的にお出かけすることが難しくなってしまった現代。おうちで過ごす時間が増え、「やることがないからゲーム」となってしまう子どもは多いです。しかし、工夫次第で別の過ごし方も十分可能。
ついつい頼ってしまいがちなゲームですが、おうち時間を活用して、子どもと一緒にゲームとは別の過ごし方を模索してみてください。
粕谷麻衣
フリーライター、記者