2022.03.01
<小学生ママ>新学期「保護者会」の自己紹介でのポイントと注意点
新学期が始まると、小学校では保護者会や懇談会が開催されます。学校によって進め方は異なるものの、クラス最初の保護者会では保護者が一人ずつ自己紹介をするケースが多いようです。
初めての保護者会に緊張してしまい「自己紹介が不安だ」「どんな挨拶をすればいいの?」とお悩みのママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、保護者会の挨拶のポイントや注意点、他のママ達の例をご紹介します。
小学校の保護者会
保護者会は、新しいクラスが始まってすぐの4月上旬に開催され、先生から学校生活についての話を聞いたり、保護者同士で子どもの教育について話したりして、よりよい学校生活をつくるための会です。学校によっては保護者のみの参加で開催され、コミュニケーションを促進する機会として活用されるケースもあるようです。
学校に保護者が集まり、先生や司会の方から資料の受け渡しや先生から学校生活の様子、持ち物についての注意点などの説明があります。
学校生活における連絡事項などの後に、一人ずつ保護者が自己紹介をかねて挨拶するという流れが一般的です。
保護者会挨拶の3つのポイント
保護者会挨拶に必要な情報
保護者会の挨拶では、まずは子どもの名前と自分の名前を紹介するケースが多いでしょう。
たとえば「〇〇の母(ママ)の〇〇と申します。」
次に自分の子どもを知ってもらうために、普段の様子を簡潔に紹介するのもおすすめです。
「うちの子は、〇〇です。〇〇が好きです。」など、素直に子どもの様子を伝えてみましょう。
また「みなさんのおうちではどうしていらっしゃいますか?」「教えてください。」など、意見を聞くことで交流が深まるかもしれません。
自己紹介の最後には「宜しくお願い致します。」などの言葉で締めくくりましょう。
表情や話し方も大切
挨拶する際は、明るい表情ではっきりと話すことを心がけましょう。
保護者会では保護者が話す内容だけでなく、表情や話し方も見られているケースも多いため、表情が初対面の相手に与える印象は大きいようです。
また声が大きすぎたり、小さすぎたりすると、話の内容が入りづらくなるため注意が必要です。できるだけ自然な笑顔で、はっきりと落ち着いて話すのが大切なポイント。また普段から猫背の方は、背筋を伸ばして姿勢をよくして話すことを意識してみましょう。
緊張してしまうママは
人前で話をするのが不安なママは、自己紹介する内容を声に出して慣れておきましょう。緊張しないためのポイントは、繰り返し練習し準備しておくことです。事前に準備しておいたという事実それ自体が、安心感を与える効果もあります。また保護者会場に早めに行ってクラスの雰囲気に慣れておくのも、緊張しないための方法のひとつ。他の保護者と雑談してコミュニケーションを取っておくと、リラックス効果に期待が持てるでしょう。
保護者会の自己紹介はここに注意
自己紹介では自分のことばかり話したり、長々と話したりするのは避けましょう。30秒程度で挨拶し、長くても1分程度で終わることをおすすめします。
子どもの自慢や謙遜しすぎも、保護者会ではいい印象をもたれないかもしれません。言葉がくだけすぎていたり、過度に堅苦しすぎたりするのも考えものです。また敬語や漢字の読み間違えは、恥ずかしい思いをしてしまいますよね。最初の保護会での敬語や漢字の読み間違えは、極力注意したいところ。
普段使っている敬語が間違っていたということもあるので、自己紹介で使う敬語が正しいかのチェックも必要です。
実際はどうだった?ママ達の体験談
自己紹介はクラスにもよるけど、兄弟が何年生にいるかの紹介をしているママが多かったです。1年生の時は「同じ保育園からこちらの小学校に入学した子どもがいないので、みなさん仲良くしてください。」とか「意志が強い子ですが、宜しくお願い致します。」などと伝えました。
(Mさん 子ども9歳 、7歳)
役員になったママは、しっかりとした自己紹介をしていましたが、他のママは子どもの名前、自分の名前だけを簡単に紹介して終わっていました。(Sさん 子ども9歳 、11歳)
1年生の自己紹介では、自分の名前と子どもの名前を紹介して終わるママが多かったように思います。あとは子どもが今ハマっているキャラクターや、お家でのちょっとした困ったことを、面白く伝えてくれるママにいい印象が残っています。(Tさん 子ども8歳)
保護者会は普段なかなか会えない先生や、他の保護者達と交流を深めるいい機会です。
仕事が忙しくて億劫でも実際に参加してみると、学校生活に役立つ情報交換ができるかもしれません。
ぜひこの機会に、自分らしい自然な自己紹介を心がけましょう。
蒔田てっら
webライター