2016.06.25
今回の参院選から18歳選挙権がスタート! 240万人いる10代の票は?
18歳、19歳は240万人
公職選挙法が変わり、6月23日から期日前投票が始まった参院選から18歳選挙権がスタートしました。
今回、選挙権年齢が18歳に引き下げられる中、一番乗りを果たしたのは、朝6時半すぎに投票した大阪の女子高生でした。「朝早く(午前6時半)に開いてると聞いたので、登校前に来られるなと思って。せっかくなので一番に来ようかなと思って早く来ました」(18歳 高校生)と報じたのはTBSニュース。
現在、18、19歳のティーン有権者は、全国に約240万人います。しかし有権者全体に占める割合はわずか約2%。しかし、この若者が選挙権を手にすることで、未来は大きく変わるのではないかと期待が寄せられているのも事実です。
「18歳選挙権 1票の力が政治を変える」という記事を6月22日に掲載したのは西日本新聞。
記事内では、
教育に対する公的支出は先進国で最低レベルである。子育て支援の貧弱さは、保育所の待機児童問題に如実に示されている。いずれも、次世代の暮らしに関わる重要な政策課題である。高齢層に手厚く予算が配分される「シルバー民主主義」という言葉がある。原因は高齢者人口の増大ばかりではない。
前回参院選の年代別投票率(抽出)は、60代の約67%に対し、20代は約33%と半分以下である。政治家に届く若者の声が少ないのだ。参院選公約には、政党を問わず若年層への配慮が目を引く。給付型奨学金の創設が一例である。とはいえ、政党が若者重視に転じたと考えるのは早計だろう。若者の存在感を政党に示すには1票を投じて意思をしっかり示すしかない。それは、社会全体を見渡したバランスの取れた政策展開のためにも必要なことである。
と書かれています。
選挙権を手にした人たちの声
では、実際、今回はじめて選挙権を手にした人たちはどのように考えているのでしょうか。ツイッターから声を拾ってみました。
今日から18歳以上の人に選挙権が持てるようになりました。 自分も選挙、参加します!!! みんなも選挙、行ってね!!!
news.yahoo.co.jp/pickup/620477911:44 – 2016年6月19日
今日のいくみんの話で選挙に行こうと決めた今日この頃 だがしかしまだ18歳ではないわし
13:20 – 2016年6月14日
出典:Twitter ジョ
そいえば候補者のポスターが張られるボードの前で小学生くらいの二人組が 「今年から18歳以上も選挙にいけるんだよー知らなかったでしょー」 「へー知らなかった!○○物知り〜」 みたいな会話してて、あー小学生くらいは政治について語る事ってかっこいいってなるんだ、ってなった
12:33 – 2016年6月14日
出典:Twitter そら
と、18歳らしき女性や若い人が選挙に興味を持っている発言が見られました。
さて、「【18歳選挙権・新有権者の視線】政治参加のきっかけに まず投票所に足運ぼう」というニュースが福島民友より6月22日に報じられていましたが、そこでは意識調査の結果が掲載されていました。
今月14日に行われた生徒会選挙で、本物の投票箱を使い信任投票を行った保原高。同校の新聞部が全校生に「投票権を手に入れたら選挙に行くか」などを聞いた意識調査では、半数近くが「行く」とした一方、4割超は「分からない」と答えた。菅野幸博さん(18)も「投票に行くかは分からない」。例えば生活に身近な消費税増税再延期など、争点とされるニュースを「ちゃんと理解した上で投票しなければ」と真摯(しんし)に向き合う
とのこと。いろいろ考えても、投票にいかなければ、その考えたことは少しも反映されません。「どの政党に入れたら正解なのか?」なんて優等生的なコトや、選挙は定期試験じゃないんだから的なことは考えず、誰に入れたらいいのか分からなくても、まずは足を運んで、投票してみることが第一歩なのではないでしょうか。
テストと違って白紙で出しても、0点を取る事はありません。白紙で出したら、その投票が政策に反映されることもありませんが。
若い世代の投票率が重要!?
河北新報では、18歳の声をピックアップしていました。
<国の財政 漠然とした不安>勉強に手いっぱいで、政治に目を向ける余裕はないのが本音。でも「選挙」の雰囲気を感じたいから、投票には行こうと思っている。詳しくは知らないが、国の財政には漠然とした不安がある。消費増税を先送りしたが、あてにしていた税金の分は、どうやって財源を確保するのか。各党の政策を調べた上で1票を投じたい。(仙台市太白区・塩沢龍さん・18歳・高校3年)
<18歳選挙権 必要性に疑問> 投票には行こうと思う。高校の授業で模擬選挙を経験し、興味を抱いた。誰に投票するかは各政党や立候補者の公約を参考に決めたい。でも、18、19歳の投票の必要性には疑問もある。政治に若い人たちの意見が大事だと言われても、同世代の考えが政治に反映されている実感はほとんどない。私たちの1票にどれほど意味があるのかという思いもある。(福島市・早坂桃香さん・18歳・大学1年)
<子ども育てやすい社会に>以前から選挙に行きたいと思っていたので、投票権を得ることができてうれしい。子どもが好きで、将来は保育士になりたいこともあり、子育て政策に力を入れる政党に1票を投じたい。子どもを育てやすい社会になれば、人口減少が進む秋田県に戻ってくる人が増えるのではないか。卒業後は県内で進学、就職して、地元の活性化に貢献したい。(秋田市・石塚絵理奈さん・18歳・高校3年)
と様々な思いや意見を抱きながらも、「選挙にはいこう」という意志を見せていました。
「公益社団法人 明るい選挙推進協会」の調査によると、各世代の投票率は次のとおり。
20代 33.37%
30代 43.78%
40代 51.66%
50代 61.77%
60代 67.56%
70歳以上 58.54%
残念ながら、若い世代の投票率は非常に低くなっています。これでは、高齢者が優遇される政策になってしまうのも無理はありません。ただでさえ、人数が多いのが高齢者です。もはや、有権者では、20〜40代と50代以上では、50代以上のほうが人数としても多数派。
もし、子育て関連の法案をしっかりと通してほしいなら、20〜40代が投票しなきゃいけないってコト。10代の有権者を失望させないためにも…。今回の参院選、家族で投票会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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