増えている!?　子どもの暴力

モンスターチルドレンという言葉が誕生しているの、ご存知ですか？

「30歳の女性担任教師を回し蹴り、中3男子を暴行容疑で逮捕　兵庫・高砂市」というニュースが、5月25日（水）、産經新聞より報じられました。

このニュースによると、事件が起きたのは23日の放課後のこと。兵庫県高砂市立中学３年生の少年が、担任の女性教諭から「掃除をしなさい」と注意されたことに腹を立てて、教諭の両足と腹部を合計で4回蹴ったとされています。

幸いにも女性教諭にケガはなかったそうです。

この事件を起こした少年も、“モンスターチルドレン”に当てはまりそうです。

モンスターチルドレンとは、学校や教員に対し、身勝手で理不尽な要求を行ったり、学校やクラスの決まりを守らなかったりして、周囲を困らせる子どものこと。

教員が子どもに対して強く出られないことを見透かし、それを逆手にとった行為を行うことが多いとされています。

つまり、今の教員は、子どもに対して手を上げられないし、強く叱責すると保護者からのクレームがくることもあるため、強く叱らないことを、子どものほうも分かってやっているってコト。

ツイッターではこんな声が見られました。

モンスターチルドレンが喚いて半分くらい学級崩壊してる 何しに来てるんだあいつらは

出典：Twitter

モンスターチルドレンとかｗｗｗｗｗｗ 先生が手を出さないって分かってるから殴るとかダサすぎ😭 それで俺先生殴ったぜ強いだろうとか自慢してるとかほんと滑稽😭 教師はそろそろ人殴ってもいいと思う😘 体罰が〜とか言うからダッサイのが調子のるんだよ😢

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軽度認知症ながら、相手を見てつねる・叩く・ひっかく・暴言・頻回なコール・ケアのやり直し・・などしてたいじわるばばさま、娘さんはすぐに「訴える」など口にするモンスターチルドレン。しみじみと、血の繋がりを感じるおふたり。

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というように、どうも、「モンスターチルドレンの保護者はモンスターペアレント」というような図式もあるようです。

自分は子供だからどんな我儘も叶えられるべき、と信じて疑わないモンスターチルドレン？親御さんは、育て方を間違えましたな。当たり前のように彼氏にたかる将来像が目に浮かぶ。

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今日のバイト、まじモンスターチルドレンだったわ(T^T) しつけも親の仕事だって

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子育て大変っていうのも別にスーパーの中で走ったり図書館で騒いだりするモンスターチルドレンになっていいなら超簡単だよ

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京都の子供の事件 世の中、総活躍社会を目指しているらしいけれど 家庭のことも　もう少し重視しないと とんでもないモンスターチルドレンを増産しそうやわ。。。

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と、親のしつけがなっていないために子どもがモンスター化すると考えている方も少なからず見られました。

増えている学校内暴力

2015年9月17日の日本経済新聞では、「小学生の暴力が過去最多　14年度1.1万件、低学年で増加」というニュースも報じられており、子どもの学校内暴力は、現在、問題となっているようです。

ずいぶん昔々に、教師による生徒への体罰が問題になってから、学校から体罰はどんどん減っていきました。

私たちが子どもの頃って、長い竹の定規にガムテームを巻いてオリジナル武器を作っている教師とか、何かあると容赦なく頬を平手打ちしてくる教師とか、ざらでしたよね。あの時代が良かったとはいいませんが、子どもが調子づいて教師に暴力を振るうまでになるのは、考えもの。

ちなみに、我が家は、子ども（真ん中の4歳男児）に対して叩いたりしちゃっています。

つい先日も、拾った石を投げていたので、「こら！　危ないでしょ！」とゲンコツ、ゴツン。それから、道の真ん中で突然ズボンとパンツをおろし、女の子たちに向かって「お尻プリプリ〜」とやりはじめたので、これまたお尻ペンペンです。

子育てにはコレが正解！　というものがありません。きっと、学校教育にもコレが正解というものはないのでしょう。

とはいえ、子どもが先生に暴力を振るうということは、少々何かがいきすぎです。これを食い止めるには、どうしたら良いのでしょうね。