110番ってどんなときにかけたらよいのでしょうか？事故にあったときなどはかけてもいいんだなと思いますが、普段の生活ではなかなかパッと思い浮かびません。そこで今回は、110番をかけていい時や正しい使い方をご紹介します。

いたずらなどが2割ある!!正しい110番のかけかたとは!?

私は事件に巻き込まれて110番をかけたことがあります。それは朝、起きたら夜に干しておいた洗濯物から下着だけがゴッソリ盗まれていたとき。これには後日談があり……。なんと、数日後に盗まれた下着に精液がかけられたものがドアノブにひっかかっているというゲンナリするできごとが起きました。その際は、さすがに刑事さん2名がきて、かなり入念な事情調査が行われ、その後半年くらい家の近くを見回りのパトカーがよく走っていました。

日本の警察ってありがたい！　と思いましたね。犯人は見つからなかったのですが……。

【110番をかけていい時とは？】

• ケンカをしているのを目撃したとき
• 人の悲鳴を聞いたとき
• 刃物などの凶器を持っている人を目撃したとき
• 不審な人や車を目撃したとき
• 空き巣・ひったくりの盗難被害にあったとき
• 倒れている人を見たとき
• 迷子を見たとき
• 交通事故に遭ったとき

など「緊急の事件・事故」が遭ったときが基本パターン

電話をかけた以降はどんなことが行われるのか…？

それは「正しい110番の利用方法」をご参考ください！

110番しないほうがいいときは？

【コレは110番ダメ】

• いたずら電話
• 架空請求
• いやがらせ

などの困りごとの相談は、#9110（警察相談専用電話）や最寄りの警察署、交番に行くストーカーや子どもが街でカツアゲに遭って帰ってきたなど、案外使えるのが#9110です。

以前、取材した相手（男性）から変な画像やメールを頻繁に送られてきた（ご想像にお任せします・笑）ときに、利用したことがありますが、女性の刑事さんが担当してくれ、非常に心強かったです。

また、自宅のマンションに住民ではない人がオートロックをスッと一緒に入って頻繁に出入りしているのに遭遇した際も#9110を利用しました。最初は、こういうことってよくあるよね…くらいだったのですが、3度、4度と続くとアレレ？　ということで相談した感じです。そんなこんなで結構使えるのが#9110だと覚えておくといいかもしれません。

それから、次も110番はもちろんNG

• 遺失物、拾得物の届け出
• 道案内のお願い
• 諸願手続き

など。これらは、最寄りの警察署、交番に行きましょう！

日常で110番を使うことはなかなかありませんが、起きた案件によって、どこへ連絡するということをしっかり覚えておくと良いですね！というわけで、上手に110番を使いましょう。

※この記事は2017年11月に公開された記事です。