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2015.04.18

子どもは病院がタダだから…と安易に病院&薬だのみになるのは危険かも?


「残薬」、ご自宅に眠っていませんか?

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『飲めずに「残薬」、山積み 高齢者宅、年475億円分か』というタイトルで、高齢者宅から薬が大量に見つかる事例が目立っているという報道が4月8日、朝日新聞にてされました。
これは高齢者宅の話ですが、皆さんのご自宅にも「残薬」が眠っていませんか? 特に小さい子どもは、風邪やウィルス感染など頻繁に病気にかかりがち。乳幼児医療証があるため、診察も薬も「タダだから」と安易にかかってしまっていませんか
でも、これ、タダなわけではなく、健康保険から支払われているんですよね。2012年度の「国民医療費」は39兆2,000億円余りで、1人当たりの国民医療費は30万7,500円。高齢化が進んでいるため、ますます膨らんでいくのは明らか。いずれ、健康保険の制度は破綻してしまうとも言われています。
さて、子どもを連れて病院にいくと、勝手にたくさんの薬を処方されてしまうこともあります。皆さんも経験あるのでは? 我が家の場合、2番目の子どもがひどいアトピーなのですが、ステロイドを使わない治療を選んでいます。……が、医師によっては「かゆくて可哀想。タダだから持って行け」と勝手にステロイド系の塗り薬を保湿剤とともに処方する、つまり押し売りしてくる人もいるのです。「ステロイドはいらない」と言っているのにも拘らず……。
一人ひとりが残薬の問題を見つめることで、医療費の削減に貢献できます。タダだからと安易に薬をもらいすぎるのは避けたいものです。

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集