タトゥーがあると温泉施設を断られるけれど…

最近は日本人もタトゥーを入れる人が増えました

「タトゥーで温泉、外国人もＮＧ？…初の実態調査」というニュースが読売新聞より6月23日、報じられました。

「日本を訪れる外国人観光客が温泉などで、入れ墨・タトゥーを理由に入浴を断られるケースが出ているため、観光庁は全国約3700の施設を対象に、初めての実態調査に乗り出した。入浴を拒否しているかどうかや、利用者へ知らせる方法、過去にトラブルがあったかどうかなどをアンケート形式で質問している」とのこと。

以前、私は猛烈にタトゥーを入れたくなったときがありました。実際に、タトゥーショップに予約まで入れたのですが、まだ保育園生だった長男が「ママ、入れないで。一緒に露天風呂に入れなくなる」とお願いしてきたので、ハッと思い、入れるのを止めました。

今、3人も子どもを産んだ後、つくづく入れないで良かったと思います。お酒もほぼ飲まない、タバコも吸わない、夜遊びもほぼしない。そんな私にとって、温泉にいくのは数少ない娯楽のひとつですから……。

そんなわけで、タトゥーを入れているお母さんに、どうしているのか聞いてみました。

対処法はそれぞれ

タトゥーが大きいと気軽に温泉は行けませんね

まず、ワンポイントの小さいタトゥーが入っているお母さん。場所も足首に入っているため、「ほぼ気づかれない。気づかれてもテープで隠してくれればいいですよ程度」とのことです。

調べてみると、専用のテープなどで隠せば入浴を許可している温泉施設も今は多いようですね。ちなみに、銭湯は、入っていてもほぼ問題なく入れるようです。

かなり大きめなワンポイントのタトゥーが入っているお母さんは、「まだ家族で温泉に行ったことがないから分からないけど、家族風呂に入れば問題ないかと。部屋に温泉がついているところか、家族風呂のシステムがあるところに行こうと思います〜」とのこと。確かに！　見る人が家族だけであれば、何も文句は言われません。

最後に、全身に和彫りが入っているお母さん。ちなみに、見事な彫り物が入っていますが、一般人です。「昔つきあっていた彼氏に入れて欲しいと頼まれたんですよー。その時は好きだったから、まあいっかと思って」とのこと。温泉に家族で行かないのか尋ねたところ…？

「家族旅行すら行ったことないし、行こうと思ったことがないから、私には分からない」そう。

なるほど、そんなご家庭もあるんだなと思ったのでした。

直径2〜3cmの小さなものなら、気づかれないこともあるようですが、やはり直径10cm以上の大きなものになってくると、気づかれないということはまずないでしょう。日本人でも、おしゃれタトゥーを入れる人が増えている昨今、タトゥーと温泉施設と家族旅行の関係は、かなり気になるところです。