船橋市で公園のボール遊びが解禁へ

?最近の公園って、基本的にボール遊びが禁止のところ、多いですよね。

あれって、場所によっては、赤ちゃんが使うようなフワフワのボールもいけないようです。

以前、「これくらいならいいのかな？」と、当時１歳だった息子と芝生でフワフワの布ボールを転がして遊んでいたところ、公園の警備員のかたがきて、「ボール遊びは禁止ですから！」と叱りつけてきました。

「え！！！　これさえもダメなんだ！」と驚愕したのを覚えています。

さて、そんな公園でのボール遊びですが、「公園のボール遊び解禁へ　中学生の要望で決断」というニュースが2月28日、毎日新聞より報じられました。

記事によると、時代とともに「遊ぶ子の声がうるさい」「幼児も利用するのに危険」「ボールが飛び出し、家に当たった」などの苦情が全国的に増えたため、ほかの利用者の迷惑にならないよう、全国的にボール遊びを禁止する公園が多くなってきました。

今ではほとんどの公園が、ボール遊び禁止となっています。

しかし、船橋市は、中学生の要望を取り入れて方針変更を決断したそうなのです。

今年９～１１月、市内５公園で週１～２回、放課後の２時間程度を使って試行し、可能なら２０１７年度以降、ほかの公園にも広げて本格実施していくとのこと。

近所の公園、何ができますか？

今時の公園、禁止されているのはボール遊びだけではありません。

ペットの放し飼いや、BB弾の使用の禁止は分かるのですが、調べてみると、「大声禁止」や「自転車乗り入れ禁止」としているところもかなりあるようです。

ほかには、なんと飲食さえも禁止しているところや、遊具の使い方まで細かく指示しているところもある様子。

さらには、「サッカーしたら警察に通報する」という脅し文句まで書かれているところもあるんだとか!?

なんていうか……すごい窮屈ですよね。

うちの近所の公園では、花火、バットやゴルフクラブの使用、スケボーも禁止のところが多いです。もちろん喫煙も禁止なところが大半なので、喫煙OKの公園にいくと、あちこちに大人が腰掛けてモクモク吸っているのでギョッとすることがあります（笑）。

でも、私たちが子どもの頃って、公園にいけばドッチボールをやったり、キックベースをやったりするのが定番でした。

確かに、そのボールが道路に飛び出すこともあったし、時には、路上駐車している車にぶつかったりしたこともあったかと思います。そういうことが迷惑だと言われれば、確かに迷惑で、それは否定できません。

とはいえ、今のように、公園に集まって子どもたちがポータブルゲームをやっていたり、カードゲームをしていたりするのは、何か違うと思うんですよね。公園で１番人気があるのが「ベンチ」というのでは、なんだか悲しすぎます。

今回の船橋の例をきっかけに、もう少し、自由に遊べる公園、のびのびとダイナミックに体を動かして遊べる公園が増えていくといいですね！