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2015.10.03

女性が輝く社会。対処療法じゃなるわけない!


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待機児童、最も多いのはやはり東京都

 「待機児童、5年ぶり増加=保育施設定員増も追い付かず―2万3167人・厚労省」というニュースが9月29日、時事通信から報じられました。この記事によると、前年より1796人多く、5年ぶりに増加したそう。

受け皿となる保育施設の対象が拡大しており、保育施設の定員は262万7381人。前年から14万6257人増えているとのことなので、ワーキングママが増えているということになるのでしょう。

ちなみに待機児童が多い順に、

1位 東京……7814人

2位 沖縄……2591人

3位 千葉……1646人

東京がダントツに多いことが分かります。

実際、周囲を見ていても、お父さんは働いて、お母さんは専業主婦という家族だと経済的に成り立たなくなっていると感じます。

ちなみに、安倍政権でも「女性が輝く日本へ」を掲げています。まあ、それが「女性手帳」や「3年抱っこし放題育休」などというプッと噴き出しそうなものだということはさておきですが……。

少子化対策、待機児童対策、子育て支援、女性の活用って全部別の話だと思う件

安心して働けるのは安心して預けられるところがあるから

安心して働けるのは安心して預けられるところがあるから

ところで、ワーキングマザーをしながら、育児をしていると、今の対策ってことごとくズレてるなあ……と感じるコト、ありませんか?

少子化対策は、

結婚や子育てが魅力的に思えないと解決しないし、

待機児童対策は何はともあれ認可保育園やそれに準ずるような施設をどんどん作るしかないし、

子育て支援はひとり親家庭への支援や教育面が1番大きな問題だし、

女性の活用は企業や社会を変えていかなければ……などなど、全部別々の話だと思うんです。

「待機児童解消=少子化対策」「待機児童解消=子育て支援」「待機児童解消=女性の活用」というムードが見えると、何か違う! と思ってしまう私は心が狭いのでしょうか。

女性議員もいるはずなんですけどねぇ。

女性議員もいるはずなんですけどねぇ。

さて、そもそも、今のワーキングママの多くはとっても大変そうです。「保育園に入れなくて大変」とか「ダンナはダンナで忙しいから育児も家事も私がほとんどやってる」とか「なんだかんだいってワーキングママって出世やっぱり遅れるよね」とか……。

大変なことって、誰でもできたら後回しにしたいですよね。

また、結婚して子どもを育てていくためには、お金のために働かなきゃならないけれど、お金のため“だけ”に働くのはイヤ……それが、イマドキの子育て世代の女性の感覚だと思うんです。

エステとか、遠ざかっているワーママ、多いんじゃないでしょうか

エステとか、遠ざかっているワーママ、多いんじゃないでしょうか

働くのだったらある程度目に見えるよう仕事でも何かを残していきたい、収入や役職という形で評価されたい、自分も稼いでいるのだからある程度は自分のためにもお金も時間も使いたい……などなど。そしてそれって、人間として当たり前の欲望だとも思うんです。

その当たり前の欲望を、当たり前のように手に入れられない、体力も能力も人並み以上にあるスーパーウーマンじゃないと手に入れられない……こういう女性の表にはあまり出て来ないもがきって、「女性が輝く日本へ」対策をしている政治家って、あんまり分かっていないんじゃないかなと感じます。

専業主婦志向の女性が増えているそうですが、男性の給料は逆に減っている!これでは専業は難しいですよね。

専業主婦志向の女性が増えているそうですが、男性の給料は逆に減っている!これでは専業は難しいですよね。

とはいえ、男性の稼ぎがどんどん少なくなっている今、「子どもを産んで育てる」=「女性も働く」という図式になっているので、これからもワーキングマザーは増えていくのではないでしょうか。

でも、この女性が心の奥底に抱えているもがきを理解してもらえない限り、対症療法にしかならない気がするー! って思ってしまう私です。

ねえ、どう思います!?

【記事まとめ】ママニュー7Days

中山美里

中山美里

ライター、編集


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